教育現場の基本を理解しない北海道高校教職員組合

イメージ 1


※「教育の中立性」を破壊するのは悉く左翼である。

北海道苫小牧市の道立苫小牧西高校で4月、教員が校門前で生徒らに安全保障関連法への反対を呼びかけるビラを配って署名を求めていたことが発覚し、道教育委員会が処分を検討していると言う。これに対して教員が所属する北海道高校教職員組合「全く問題はない」と反発しているが…
イメージ 2


イメージ 3


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160507-00010001-tomamin-hok

学校教育において「政治的中立」が要求される根拠は教育基本法8条にある。

イメージ 4



この条文では2項で

「法律に定める学校は,特定の政党を支持し,又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」

と、規定している。安保法に反対する内容のビラを配って反対署名を求める行為がこの条項の言う「その他政治的活動」に該当するのは論を待たないであろう。一方、日教組に言わせると

イメージ 5



と、言う理由で「全く問題はない」と反発するのだ。しかし、である。条文では「学校は」と規定しているが,その「学校」の構成員として教員がいるのである。教員は学校の教育計画に従って教育を行うのがその仕事であり、それ故その学校教育活動のなかで教員個人が特定の思想に基づいた政治教育を行うことも当然禁止されるものと解釈するべきではないのか?また授業は勿論だが、家庭訪問等校外で「教員として」行う業務にもそれは及ぶ、と考えないと「教育の中立性」は担保出来ないであろう。
イメージ 6


※こんなのを学校で使っては「教育的中立」の欠片もない。

今回のケースでは教員は校門前でビラを配り、安保法反対署名を求めていたと言う。教員が立っていた場所は学校の敷地外だったそうだが、生徒からすればそれを「教員として」行っていたとしか受け取り様はないだろう。署名に応じた生徒は2名だったとの事だが、数の多寡の問題ではない。教員が生徒に対してこういう政治活動を行う事自体が問題なのだ。一応教員は休暇を取った上でビラを配っていたそうだが、それでも話は同じである。ビラの内容を知った校長が

「極めて政治色が強く、生徒や保護者、地域住民に誤解を与えかねない不適切な行為」

と判断して中止させたのは当然である。処分もあって然るべきだ。

一方、北海道高校教職員組合連合会は

「学習塾や予備校などの営業活動も校門前で生徒に対して行われているのに、今回の件のみ問題になるのはおかしい」

などと、主張している様だが、学習塾や予備校の営業活動と教育的中立を明らかに欠いた内容のビラを配る行為を同じ土俵で論ずる事自体が根底から間違っている。連中は法律の規定も自分達の行っている行為の本質も理解していない。これだから左翼と言うのは…
イメージ 7


※法律を無視した妄言。

さて、肝心の生徒の反応

「ビラ配布は何も問題がないのでは」

「先生に言われたら、よく分からないまま署名をしてしまう生徒もいるかもしれないので、少し疑問に感じた」

「先生という立場だったら、いろんな意見を出した上で私たちに考えさせるようなことをしてほしい」

…と、様々だが、一番最後のコメントが最も正論である事は言うまでもなかろう。この高校、教員より立派な生徒が居る…
イメージ 8


※左翼思想の根本。

教員が安保法に反対なのは「個人の自由」の範疇だが、それを学校教育の場に持ち込む事は教員としての本分に反する。そういう理解がなく自分達の思想信条ばかり優先させて法律を無視するのが左翼である。それでいてよく「安保法が立憲主義に反する」などと言えるものだ。その前に自分達が「法治国家の国民」としての言動を実践してはどうか?連中の主張など所詮はダブルスタンダードの産物、真面目に取り合う必要もなかろう。
イメージ 9


※左翼のやる事など嘲笑の対象でしかない。