世界を舐めきっている北朝鮮

イメージ 1
※対話直前にムスダン発射した訳だ。

北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の外交当局者らが参加する国際学術会議「北東アジア協力対話」が北京で行われている。昨日の北朝鮮のムスダン発射実験はこの会議に4年ぶりに出席したと言う北朝鮮からのメッセージだったのだろうか?
イメージ 2
http://www.sankei.com/world/news/160622/wor1606220051-n1.html

イメージ 7
※軽視は禁物。
イメージ 3
※抗議は当然であるが、厄介なのは聞く耳を持っていない事である。

会議では日米韓が北朝鮮のムスダン発射をこの席で非難したと言う。勿論最重要課題とも言える「非核化」にも言及したとの事だが、逆に北朝鮮

「6カ国協議は死んだ」

等と言って核開発に固執する姿勢を見せたと言う。

…そればかりか核開発と経済建設を同時に進める「並進路線」とやらの正当性を改めて訴えたと言う。更にアメリカに北朝鮮敵視政策の放棄」と、朝鮮戦争の休戦協定から平和協定への転換」を求めたと言う。
イメージ 4
イメージ 5
※自分達が世界の中心だと思うなよ。

イメージ 10
※調子に乗りすぎ。

…一言で言ってしまうならば

「虫が好すぎる」

と言う所に尽きるのであろう。核開発を進めれば進めるほど北朝鮮に対する世界の風当たりは強くなる一方である。それは一つの回答として「経済制裁」と言う形で実現される。従って北朝鮮にとっては「核開発」と「経済建設」は水と油、両立するものではないが、そういう理解は無いらしい。自分達の妄想で世界を動かせる、と誤解している点では北も南も同じか。

同じ理由で北朝鮮の言う「アメリカの敵視政策」の転換を迫るのであれば先ずは北朝鮮の核放棄が大前提である事は論を待たない。自分達が何もしないで要求だけを主張する姿は醜悪でしかない。また朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に」とか言っているが既にその「休戦協定」は自分達が一方的に「破棄」を宣言していたのではなかったのか?破棄した休戦協定をどうやって平和協定に「転換」すると言うのだろうか?しかも会議当日にミサイルを発射しておいてこの言い草である。最初から判っているのだが異常な思考回路であるとしか言い様がない。
イメージ 6
※自分達で休戦協定の破棄を宣言して「平和協定」もヘッタクレもない。

…そのミサイル発射だが、この「北東アジア協力対話」と関連があるのだろうか?北朝鮮のこれらの行為に政治的意図が込められているとするのであればミサイル発射は

「核もミサイルも放棄しない」

と言う意思表示であるとも言える。そういう危険極まりない相手に「憲法9条の精神」とやらが通じるのであれば早急に説得に乗り出してはどうか?しかも民進党共産党社民党にとっては外交で存在感を発揮できる好機である。それも安倍外交で最も成果のない相手だ。ここで金正恩に会って奴に

「日本の憲法9条の精神を見習って核もミサイルも軍も放棄して北朝鮮は平和主義の道を歩む」

…とでも言わせられれば選挙カーで選挙区内を走り回ったり、街頭演説なんぞより数百万倍の効果を得られるであろう。そうなれば野党共闘参議院選挙に勝つなど朝飯前どころの騒ぎではない。「国民連合政権」だろうが何だろうが実現出来る筈だ。…但し金正恩にそれを言って生きて帰って来られたら、の話だが…
イメージ 8
※今すぐ立証してみろ。

要するに北朝鮮の行為は憲法前文の言う「平和を愛する諸国民の公正と信義」の欠片もない証明でしかない。だが、憲法はそんな相手に日本の安全保障を委ねよ、と言う。読者様はそれに納得できるであろうか?答えは自明であろう。

こういう時に憲法の精神を実践出来ない連中の言う「護憲」にどんな意味があると言うのだろうか?こんな連中に投票する理由など「ない」のは明白だ。それならば改憲に賛成する政党に投票して改憲に賛成して「日本を普通の国」にするのに力を貸した方が数億倍有意義である。間違っても「護憲」を唱える口先だけの輩を国会に送ってはならない。
イメージ 9
参議院選挙で投票してはならない政党党首揃い踏み。