記事短評~民進党代表選の意味って?

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※え、再選目指すの?

民進党代表選を目前にして、一波乱ありそうな雲行きだ。

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http://www.sankei.com/smp/politics/news/160722/plt1607220032-s1.html

どうやら民進党代表選の焦点は岡田克也の再選の他にこれまでの「親共護憲」路線からの転換を図る候補が出てくるかどうか、もありそうだ。

「親共護憲」路線で参議院選挙に臨んで自民党単独過半数改憲勢力3分の2、を許した上、一人負けに等しい結果だった訳だから、批判が出るのも当然だ。…と、言うかそれで岡田克也が再選を目指す、と言うのも正気の沙汰ではない。改選議席から伸びても急失速で伸び悩んだ共産党志位和夫の責任論を聞いた試しはないが、そういう所まで真似してどうするのか?…あ、「無責任」は民進党でも毎度の事だったか。

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民進党にも「派閥」はあるが、政党内政党に等しい。

民進党にも一定数の改憲容認の保守派は居る。彼らが候補を擁立出来るかがカギだが、そうなれば「親共護憲」の継続か否かが争点になる。勿論民進党民進党なりの独自路線を確立出来ればそれに越した事はないが、仮にそういう候補が出てもこの政党の場合、誰が代表になっても負けた方が不平不満を抱く爆弾として存在する事になる。

結局民進党はまともな路線一つ決められない「寄せ集め」でしかない。それなら無理に纏まる必要はないのだが、そこが理解不能なのであろう。一つの目標だけで纏まろう、と言うのには無理があるのだ。誰が代表になろうがそこを理解しない限り未来永劫支持は得られまい。要するに民進党には存在意義がないのである。そんな政党の代表選にどんな意味があるだろうか?民進党は先ずはそれぞれの主張に基づき解党して落ち着くべき所に落ち着く努力をした方がいい。