民進党代表選挙は「代表ロンダリング」?

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※会見を終えて颯爽と退場。笑顔はボロを出さなかったからか?

民進党の代表選挙、蓮舫が出馬を表明した。
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http://www.sankei.com/politics/news/160806/plt1608060012-n1.html

本人の弁によれば

「富士山から飛び降りる覚悟」

なのだそうだが、「清水の舞台」から幾ら高さをアップグレードさせても現実的に不可能な行為の心境に例えられてもその「覚悟」がイマイチ伝わらない。だから

「野党として政権批判だけでなく対案や提案を行う『提案型の政党』に変えていく」

等と言われても今まで「代表代行」として「玉虫色」の党内意見集約しかしてこなかった実績でこの党内意見集約すら困難な「烏合の衆」をどう纏め上げるか?と言う疑問は依然として残る。

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※「非主流派」はどうするのか?

共産党との関係についても

「総選挙において綱領や政策が違うところとは一緒に政権を目指さない。考えてもいない」

が、

「基本的な枠組みを維持しつつ、今後再検討する」

らしい。何の為の「協力」なのかすら見えてこない。それ以前にこれは本人の意見、と言うより党が5日に決めた参院選総括の文章そのままでしかないのだが…同様に改憲議論についても

憲法の基本理念は尊重した上で、時代の変化に応じ必要があれば地方自治の条文の改正を目指すとはっきり明記している」

と、民進党結成際にまとめた基本合意をそのまま引用。それを


「代表として目指すのは『蓮舫路線』。それ以外でもまったくない」

と、言うが実態は現状の岡田克也の路線を「名称ロンダリング」しただけに限り無く近い、と言うのが真相らしい。…「如何にも民進党らしい」、と言われると「そのまんま」なのだが…

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※自身の路線を「ロンダリング」してくれるなら推すわな。

民進党内で「これと言った」代表候補の名前が出てこないせいか、知名度も人気も抜き出ているらしい。共同通信「誰が民進党代表に相応しいか」と言う調査では3割近くが「蓮舫」と回答しているとの事で2位の前原誠司に3倍近い差を付けているそうだ。

だが、先述した様に岡田克也の路線の「名称ロンダリング」では例え「富士山から飛び降りて」も着地点は樹海になりそうな気配が濃厚である。勿論樹海で右も左も判らずさまようだけになりそうだが、これでは現状の民進党の実態そのままである。要するに何も変わらない、と言うより変わりようがない、と言っても過言ではないだろう。

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※やっぱりそうだったのか?

と、なると「代表選」と言うより「代表ロンダリング」と言った方がこの政党の場合は適切な表現かもしれない。何と言っても民進党の代表選挙である。所詮はその程度の意味合いしか持ち得ないであろう。勿論誰が勝っても政局に大きな影響を与える事はないだろう。民進党の代表選挙など「そんなもん」である。
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民進党代表選挙に対する国民の声。理解出来ないなら選挙そのものに意味がないだろう。