尖閣問題、日本側が敢えて行った「外交非礼」

イメージ 1
※精神的に追い詰めてやれ。

尖閣問題での日本側の苛立ちも相当の模様だ。
イメージ 2
http://www.sankei.com/politics/news/160809/plt1608090027-n1.html

尖閣周辺に支那の公船漁船が大挙押し寄せ、領海侵犯を始めとする狼藉を行っているが、岸田外務大臣が抗議する事態になっていた。

しかも、抗議のレベルを上げるとともに、「非礼」で遇することで無言の怒りをぶつけるオマケ付きで、だ。

支那の駐日大使程永華を、報道陣の目にさらされたまま、8分間も待たせた上に、立って迎えた程永華に遅参をわびることなく、目も合わさずに着席を促した。あからさまな主権侵害を続ける支那への不満を最大限伝えるため、わざと「外交非礼」を演じたのだが…

…通常であればそういう空気を自ずと察して然るべきであろうが、そこは「支那」である。国家そのものが「エゴイズムに手足口が付いている」に等しい国際社会の廃棄物、地球の癌細胞でしかないだけに、そういう行為の意味を理解する度量があるのか?それとも理解して何も見ないフリを続けるのか?いずれにしても効果、と言う意味では何処まで通用するのかは疑問がある。


それよりも効果的なのは尖閣諸島久場島大正島が日米両政府は72年5月15日の日米合同委員会で、それぞれ「黄尾嶼射爆撃場」「赤尾嶼射爆撃場」とし、米軍提供施設として合意している、と言う事実を活用して米軍に使わせてしまうのはどうであろうか?

日米地位協定では、

「米軍が使用する施設および区域は、協定の目的のため必要でなくなったときは、いつでも、日本国に返還しなければならない」

とされているが、返還されていないというのは、まだ米軍が使うであろう、という意味でしかない。実際政府答弁でも、

「米側から返還の意向は示されておらず、政府としては、両射爆撃場は、引き続き米軍による使用に供することが必要な施設及び区域であると認識している。」

とされていると言うから尚更である。ここで米軍に演習させた時、支那はどう対応するのか?米軍との衝突を敢えて行うのか?それとも何も言わず退くのか?

前者であればそれこそ安保法の想定した事態だし、後者であれば「抑止力が在日米軍である」と言う証明に他ならない。この際形だけでもこの場所での米軍の演習計画を発表させて支那の反応を見て、その後の対応を考えれば良いのではないだろうか?

イメージ 3
※何か考えがあっての事なのか…?

安倍首相はこの事態を尻目にゴルフに興じていると言うが、何らかの対策があっての事なのだろうか?肚の内が読めない…