尖閣周辺の海難事故、支那が表した「謝意」の意味
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113400.jpg)
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113420.jpg)
11日午前5時半頃、海上保安庁の巡視船がギリシャ船籍の貨物船「ANANGEL COURAGE」号(10万6726トン、23人乗り)からの遭難信号を受信し、現場に急行したところ、支那漁船「ミンシンリョウ05891」と衝突した、のだと判明したと言う。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113430.jpg)
支那漁船は沈没し、乗員だった14人は海に投げ出されたそうだが、その内6人を海保が救助、日本政府が支那にそれを伝えたところ、謝意があったと言う。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113440.jpg)
※上手く再生できないときはコチラから
※海保による救助作業の動画。
事故があったのは魚釣島の北西約67キロの日本のEEZ内だったのだが、支那は当初出した支那外務省副報道局長・華春瑩のコメントでは
「中日両国の公船が(行方不明の)船員の捜索に全力で当たっている。中日の関係部門が協力し、適切に処理することを希望する」
よ、述べたものの、日本側の救助の事実には触れなかった。しかし、その日2度目の談話で漸く
「日本側が表した協力と人道主義精神を称賛する」
と述べた。
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113450.jpg)
日本のEEZ内で起きた海難事故で海保が対応するのは当然であろう。だが、支那としてはそれは「知られたくない」事実だったのだろう。だから華春瑩は最初のコメントではそれには触れなかったのだ。…「大国」を自称する割にはセコい手口である。
が、早々と映像や写真が公開され、また外務省もこの件で英語での発信を行っている。それ故支那当局としても「日本側が尖閣周辺海域で沈没して漂流した支那人乗組員の救助を行った」事実を隠す事が出来なくなったのだろう。勿論支那側が「恩に感じる」事はないだろうが。
![イメージ 6](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113500.jpg)
こういうケースで「謝意」を述べる事は「相手国の管轄権を認める」事も意味する。だから華春瑩は公式発言でそう受け取られない様に言葉を選んだ様だが何の事はない。上記の産経新聞の記事では「謝意があった」と明記している。…何を言わんや、である。この事件での一連の対応は尖閣周辺海域での管轄権が「日本にある」と言う事実を意味する。と、なれば当然ながらこういう「支那に不都合な事実」は大いに拡散してやらねばなるまい。
![イメージ 7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113510.jpg)
事故発生直前まで尖閣周辺の接続水域には支那公船が少なくとも10数隻は航行していた筈である。自国の漁船が海難事故に遭ったのであれば真っ先に救助に来るべきなのに、11日午前9時の時点で尖閣周辺の領海及び接続水域から支那公船は忽然として姿を消していたと言う。自国民が海難事故に遭ったのに救助作業はどうしていたのか?支那公船が漂流した乗組員を救助した、とは華春瑩もコメントでは述べていない。随分な「漁船保護」であるとしか言い様がないだろう。「管轄権」に伴う義務もロクにしないくせに領有権だけ主張するのは図々しい。こういう所で「尖閣諸島を日本が実効支配している」と言う事実が如実に示されるのである。
![イメージ 8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113520.jpg)
![イメージ 9](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113530.jpg)
勿論救助した乗組員も直ぐには返さずに「丁重に」おもてなしして、漁民に偽装した民兵なのかどうかの確認や、支那政府からの公式な「謝意」やその証拠をキチンと受け取るべきであるのは言うまでもない。大正8年に尖閣周辺に遭難していた支那人を救助した事に対して翌年には中華民国長崎駐在領事が感謝状を出しているのだが、そこでは尖閣諸島を明らかに「日本領土」と認めている。最低限これと同じ内容でなくてはなるまい。
![イメージ 10](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113540.jpg)
支那(朝鮮もだが)に対する対策の一つは連中に「不都合な事実」を早々と映像や写真等の「証拠付き」で、報道発表等で「明らかにしてしまう」事ではないだろうか?勿論もっと効果的な方法も考えられるのだろうが、一番手っ取り早い方法ではあるだろう。日本政府にはそういう「スピード対応」が求められるし、それを継続する必要があるのは言うまでもない。いずれにしても尖閣問題で日本が譲歩する理由も必要も一切ない。今回に関してはそれなりに評価出来る対応だが、問題はこれでも「憲法9条の言う平和主義」で日本の平和と安全が守られる、と言う妄想から目が覚めない愚か者共である。そして何ら声が聞こえてこない沖縄県知事。こういう愚劣な存在が日本の危機を招いているのである。憲法9条の早期改正は「待ったなし」である。
![イメージ 11](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sennenryuuou/20010102/20010102113410.jpg)