朴槿恵の最低最悪のスキャンダル発覚!

イメージ 1
※大統領自ら違法行為とは…

韓国で史上最低最悪級の政治スキャンダルが明らかになった。しかもそのスキャンダルの主役はあろうことか大統領その人であると言うのだから笑い事ではないが笑うしかない。
イメージ 2
http://www.sankei.com/smp/world/news/161025/wor1610250046-s1.html?pdm_ref=rna
イメージ 3
※まさか、セウォル号事故の時の「空白の7時間」で会っていたのは…?

大統領が公職者でもない民間人の私的な「友人」に、国家機密である演説の草稿や閣議資料を事前に渡した上、政策に関するアドバイスまで受けていた、と言うのだから「とんでもない」どころではない。もっともこんな事は韓国以外の国では起こらないだろうが。

問題の人物は崔順実と言い、セウォル号沈没当日に朴槿恵と「密会していた」との噂が出た元側近、鄭ユンフェの元妻であると共に、朴槿恵の父親、朴正煕が1979年に側近に暗殺された後も父で牧師の故崔太敏とともに朴槿恵を支えた、と言う親子二代に渡る付き合いがあるのだと言う。

問題は韓国の総合編成チャンネル・JTBCが24日、朴槿恵の最側近が大統領の演説文などを事前に崔順実に流していた」と報じた事で発覚、崔順実のパソコンデータの分析で判明したという。それによるとデータの記録から崔順実は草稿ファイルを朴槿恵の演説の1~3日前に開いていたことが判明。しかも草稿には修正候補箇所を示す可能性がある赤文字で表示された部分が多数あったのだと言う。その上この中で朴槿恵の実際の演説で表現が変わった箇所があるため、崔順実が原稿を添削していた疑いまで浮上している。

韓国では発表前の演説内容などは重要機密扱いで、政権内でも大統領やごく少数の高官しか接することができないとされている。勿論外部への機密提供は違法である。

この問題が報道されると意外、とでも言うべきか朴槿恵は自ら会見で機密資料を崔順実に渡した事や、崔順実が水面下で国政に介入していた事実を認め、

「より完璧に近いものに仕上げようと思う純粋な気持ちから行ったことだった」

と、しながらも

「理由の如何を問わず、国民の皆様に心配をおかけし、驚かせ、また悲しませた点に対して申し訳なく思う」

と、謝罪した。その謝罪会見での要旨は以下の通りである。
イメージ 4



イメージ 5
※流石に言い逃れは出来なかったのだろう。

また朴槿恵は崔順実について

「辛かったときに助けてくれた。(2012年12月の)大統領選挙の際、一部の演説文や広報資料の表現などで意見を聞き、助けてもらったことがある」

「就任後も一定期間は一部の資料に対して意見を求めたことはあったが、青瓦台(大統領府)の補佐体系が完備してからはやめていた」

としている。

「就任後も一定期間は一部の資料に対して意見を求めたことはあったが、青瓦台(大統領府)の補佐体系が完備してからはやめていた」

と、朴槿恵は言うが朴槿恵は大統領就任以来、政権内部や国民との意思疎通の乏しさを「不通」と批判されていたが、その理由はここにあるのではないだろうか?朴槿恵にとって崔順実は数少ない気を許せる人物なのだろう。だから自身が大統領になっても周囲の人間より崔順実に寄せる信頼の方が大きかったのではないだろうか?それがこの様な事態に繋がったのではないか?とも思える。
イメージ 6
朴槿恵政治責任をどう取るのだろうか?

…とは言え、これは明らかな公私混同でしかなく、弁解の余地はないのだろう。詭弁やこじつけ等、手段を選ばず言い逃れに奔走するこの国の性質からすれば、あっさり認めたのはそれすら効かない程明確な証拠が出た、と言う証左でもあるだろう。
イメージ 8
※と、言う声は韓国内で広がって行くのだろう。

何れにしても支持率が25%と、最低を更新し、レームダック化まっしぐらの朴槿恵にとってこのスキャンダル発覚は更なる追い打ちにしかならないのは明白だ。これが引き金になって任期満了出来ずに辞任に追い込まれる可能性まであるだろう。勿論自業自得、因果応報、身から出た錆、の類なので同情などする必要も理由も一切ない。また、崔順実もスポーツ・文化支援を目的とする「ミル財団」と「Kスポーツ財団」と言う大統領府高官が設立に関与し、財界から総額約770億ウォン(約70億円)を集めた財団を私物化していた、と言う疑いのある胡散臭い人物でもある。この二つの問題が繋がるとすれば…?

朴槿恵は国会での施政方針演説で、大統領任期(1期5年再任ナシ)に関する憲法改正の意向を、野党の反発を覚悟でぶち上げたが、一夜にしてそれどころではなくなった。国会での野党からの追及は必至であり、それによって韓国の政局が混迷していくのはまず間違いない。日本への迷惑は御免だが、混乱に乗じて北朝鮮が不穏な動きをする可能性はあるだろう。要注意である。
イメージ 7
※最早「死に体」。日本としては相手にするまでもない。