朴槿恵も乗っかった韓国大統領の「お約束」の末路

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※持ち主が呪われる、と言う都市伝説の「ホープダイヤ」

持ち主を「呪う」と言う曰く付きの「ホープダイヤ」と言うダイヤがあるらしい。…実際にはその話は脚色された部分が多く、所有した、とされる人物も架空の人物が加えられている都市伝説の類と言う。

だが、現実に「就任した人物を破滅させる」地位は存在する。言うまでもなく「韓国大統領」である。

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朴槿恵も仲間入り確定。

大韓民国」として独立した(と、言うよりさせられた)のは1948年。以来68年間現在の大統領朴槿恵に至るまで述べ18人の大統領が初代の李承晩を皮切りに悉く亡命、暗殺、本人又は親族の不正発覚など、ロクでもない結末になっている。ただ、ホープダイヤの都市伝説と違うのはかの都市伝説のストーリーが人智を越えた力が原因としか思えない出来上がりになっているのに対して韓国大統領の場合は明らかに人為的な原因によるものである、と言う事だろう。

そんな韓国大統領が何故その様な末路を辿るのか?「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が分析している。

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http://bylines.news.yahoo.co.jp/pyonjiniru/20161106-00064149/

…読者様も御存知の通り韓国大統領の任期は5年で再任不可である。どうもこのシステムそのものに問題があるのではないかと辺真一氏は指摘する。韓国大統領になってしまえば任期中に1~2回行われる国会議員の選挙が国民による政権の評価の全てである。大統領の任期は5年、国会議員の任期は4年なので大統領の就任年によって国会議員の選挙の年は変わる。アメリカの様に「中間選挙」とは言えないシステムである。こうなったのは朴正煕が本来禁止されていた大統領3選を可能にする憲法改正を実施したり、直接選挙をやめて間接選挙に変更する改憲を強行したりして、長期間の独裁を招いた反省からそうなっているそうなのだが、それが結局アメリカ大統領と違って「2期目がない」故に「やりたい放題」を招いてしまっているのではないか?また、大統領及びその側近、親族らを監視するシステムがないからだと指摘する。

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Wikipediaによれば韓国大統領の権限は絶大である。

そしてその大統領の権限は絶大である。法案の拒否権、軍の統帥権、大法院長(最高裁判所長官)や検察総長などの任命権のほかに政府、軍、官公庁などの人事権まである。辺真一氏は

《韓国の大統領は北朝鮮金正恩委員長同様に独裁者と言っても過言ではない。》

とまで言うが、そうだとすれば北は世襲の終身、南は国民の直接選挙による期間限定、と言う違いはあるが、「国家元首」としての実態は大差ない、と言うことか。そう言えば日本にも間違って与党になってしまった途端「政権担当は期限を切った独裁を認める事」等と抜かした阿呆が居たが、こういうシステムを真似よう、と言う事か。勿論そんなのは此方から願い下げだが、要するにこれらの連中は「民主主義のいろは」すら理解していないのであろう。そんな体たらくで「民主主義を進める党」など噴飯にも程があるが、此方は日本の一「政党と言う名の選挙互助会」の話だが、あちらさんは「国として」であるから尚更質が悪い。

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※完全に支持を失っている中でのデモだけに規模が半端ない。

《デモで倒され、クーデターで追放され、あるいは投獄され、さらには自殺に追い込まれた歴代大統領の歩んだ道を遡っていけば、退任後の自分の姿が見えてきそうなものだが、大統領就任時は、誰もが自分は決してそうはならないと思っている。》

辺真一氏はこう指摘する。正しくその通りであろう。更に言えばこういう「70年にも満たない歴史」にも学べない国が2600年以上の歴史と世界最古かつ最長の皇室を掲げる日本に「歴史がどうこう」等と抜かすのである。「釈迦に説法」どころの騒ぎではない。四の五の言う前に先ずは韓国自身が歴史に学んで「クリーンなまま任期を全うした」大統領を10人出してはどうか?口を開くのはそれからでいい。

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※それを受けてどうするのかが問われている。

朴槿恵もその例に漏れなかった。が、国民の反応が「桁違い」であった。ここで辞任しても任期満了でも待っている運命に大して変わりはない。人間「引き際」を悟る事も大事だが、朴槿恵に果たしてその決断が出来るかどうか?問われるのは本人の器量である。
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※考えられる今後のシナリオ。朴槿恵はどれを選ぶのか?