論点がズレている野田佳彦

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「腹が立った。プロレスを知らないんじゃないか」

野田佳彦は27日に地元の会合で野党の国会対応を「田舎のプロレス」に例えて揶揄した萩生田光一官房副長官に反論した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161127-00000077-jij-pol

…そうだが、既に本人がその発言を撤回した後で批判するのは「一手遅い」気がしてならない。また、

「プロレスは体を鍛えまくった人が相手の技をしっかり受けることが前提だ」

「存分に野党の言い分を聞く、それにきちっと答弁するのがストロングスタイルのプロレスだ」

と言う。

野田佳彦の発言、

「プロレスは体を鍛えまくった人が相手の技をしっかり受けることが前提だ」

は確かにそれはその通りだ。しかし萩生田発言はそういう意味で述べたものではないだろう。プラカードを掲げて抗議する様を「プロレスはショー」と言う前提でそれに準えただけに過ぎず、野田佳彦はそこには全く答えていない。
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「存分に野党の言い分を聞く、それにきちっと答弁するのがストロングスタイルのプロレスだ」

と、国会審議を「ガチンコ勝負のプロレス」に例えるならばそういうスタイルを何も「与党だけに」求める事はあるまい。野党とてそれが出来て然るべきではないのか?党代表の蓮舫は自身の二重国籍問題について国民が納得する説明を一切行っていない。山尾志桜里のガソリン代についても然り。野党だって

「存分に国民の言い分を聞く、それにきちっと回答するのがストロングスタイルのプロレス」

と言えるが、民進党がどうしてそうだと言えるか?

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…何を言ったところで結局は「ブーメラン」の域を出ない。国会審議に「ガチンコのプロレス」の要素を求めるのであればプラカードや批判ばかりではなく、対案を用意してその場に臨め。それが出来ないのであれば民進党に国会に来る意味はないのだが…

結局民進党には「自分達の主張の正しさを証明して国民の支持を得る」のではなく、前回同様「与党の失点」でしか国民の支持を得る術がないのである。コレでどうしてまともな政権運営が出来ると言うのか?民進党など「所詮そんなもの」でしかない。だから支持率も10%に満たない数字しか叩き出せないのだが、そういう理解からして無いようだ。そこから始めなければ意味がないが、民進党の主張そのものが日本の国益に反しているのだから、事態が好転する筈もない。やはり民進党は政治の産業廃棄物でしかない。