朴槿恵、辞任表明

イメージ 1


朴槿恵がとうとう「辞任表明」である。
イメージ 2


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000080-jij-kr

朴槿恵は29日に3回目の国民向け談話を発表し、事件について改めて謝罪すると共に

「任期短縮を含め進退問題を国会の決定に委ねる」

と表明した。事実上の辞任表明である、と言って良いだろう。

勿論崔順実事件で自身の関与が起訴状に明記されたり、弾劾の動きが現実のものになりつつあるどころか与党セヌリ党からも有力者らによる辞任勧告党執行部による「セヌリ党員としての懲戒」等と言う話が出て、これ以上持ちこたえられない、と判断したのだろう。…当然だが、遅すぎる。
イメージ 3


支持率は4%、特に30歳以下からの支持率は0%不支持率99%と、最低最悪どころか永遠不滅の珍数値を記録した。更新は極めて難しい数字である。

韓国が民主化されたのは1987年と意外にも30年経っていない。その「民主主義」の元で「任期を全う出来なかった」大統領、と言うのも今回の朴槿恵が初のケースだ。歴代の韓国大統領も本人や親族の不正でロクな末路にならないが、その中でも特筆するべき存在、仮に韓国が千年後に存在していても「韓国史上最低最悪の大統領」として記録にも記憶にも残るのはまず間違いないだろう。

また、辞任すれば途端に逮捕、起訴も必然の流れとして想定出来る。そうなって何処まで真実を語るのか注目に値するが、そうでなくても検察は既に逮捕、起訴した連中の証言やこれまでに集めた証拠から朴槿恵の共謀を立証出来る、と見て良いだろう。
イメージ 4


こうなったら12月に予定されている日本と支那朝鮮の首脳会談など出来る筈もない。「任期中一度も日本を訪問しなかった韓国大統領」と言う珍記録もオマケに付いてくる。

勿論次期大統領が誰なのか?と言う点は日本にとっても注視するべき点である。どうせ誰が次期大統領だろうが「反日」に違いはないが、朴槿恵の様に「就任即反日カード」を切らなくても「朴槿恵の断罪」だけで国民の支持率は当座は考えなくても良い状況だ。日本としてはとりあえずは様子見に徹するのが得策であろう。
イメージ 5


日本から見ても特異な大統領だった。幾ら「反日」でも対日政策で朴槿恵に倣う様なバカな真似は次期大統領は誰であれするとは思えないが、例の慰安婦問題での合意を無視する様な挙に出る可能性は考えておく必要はあるだろう。無関心、とはいかない。

勿論次期大統領に温情をかける愚劣な事を行う必要は一切ない。誰が次期大統領でもこの国には「ビジネスライク」に対応するだけで十分である。
イメージ 6