「豚に真珠」の韓国経済新聞社説

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※折角の良記事も理解されなければ意味がない。

韓国メディアにしては随分

「まともな事を言う」

と思わせる記事に出会った。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000045-cnippou-kr

「韓国経済新聞」なる新聞社の記事を中央日報が日本向けに翻訳してネットにアップしたものなのだそうだが、抜き出してみると

《野党が『崔順実ゲート』を口実に現政権のほとんどすべての政策を覆す態勢》

《釜山のある市民団体が日本領事館前に新しく慰安婦少女像を設置したのは、日韓関係を回復不能レベルに悪化させるかもしれないという点で懸念》

《唯一韓国だけが日本との関係で過去の歴史から一歩も抜け出せずにいる。》

《すでに政府間で合意した事項まで変えようというのは外交慣例上あり得ない。》

慰安婦問題はすでに数回にわたり謝罪と補償が行われた過去の問題であるだけで、絶えず新たな紛争の導火線になることはできない。被害者という事実が一度存在したからといって永遠に何かの請求権が存在すると主張するのは無理がある。》

…等と韓国メディアとしては冷静に対日関係について分析している。

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朴槿恵弾劾が政策の全否定の口実になっている…

「韓国経済新聞」と言うからには恐らく日本での日経新聞同様の立ち位置の新聞なのだろう。そうだとすればそういう立ち位置の新聞社がこの様な社説を書くのは裏を返せば

「韓国はTHAAD配備問題で支那と、所謂慰安婦問題で日本と関係をこれ以上拗らせれば外交的にも経済的にも終わる」

と言う意味にも取れる。つまり日本との通貨スワップはそれだけ現在の韓国にとっては必要な「経済の命綱」なのかもしれない。実際にそうなら勿論スワップを人質に日本の対韓要求を全て履行させる位の狡猾さがあっても良い。その場合、勿論「数倍返し」であるべきなのは言うまでもない。
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※日韓スワップは韓国に意味はあっても日本には意味はない。

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※韓国大統領交代後、この二人が韓国に何か仕掛けるかもしれない、としたら…?

「そんな事をアメリカがさせるとは思えない」

と言う意見もあるだろう。だが、アメリカと韓国の間でも「THAAD配備問題」の火種は存在する。朴槿恵は配備を決断したが、支那の猛反発で揺さぶられているのが現状で、かつ支那の圧力に屈してTHAAD配備を撤回しようものなら今度はアメリカも心中穏やかでは済まない。その上アメリカは大統領交代を控えており、次に大統領になるトランプはそうなったら何をやり出すのか予測も付かない。安倍首相はトランプと会談したが、その中で

「『THAAD配備撤回した場合』のアメリカの対韓報復と『慰安婦合意を破棄した場合』の日本の対韓報復」

について「相互に支持する」なんて密約でもあったりすれば…?まぁ、これは深読みし過ぎの「憶測」でしかないが…

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※今でも「理想」と「現実」の区別は付いていない。

《対日関係まで悪化すれば韓国は東アジアで蚊帳の外に置かれるのを免れない。100年ほど前の朝鮮の鎖国政策を今また繰り返すのか。》

と、記事は結んでいるが、その最悪のシナリオには更に「米韓関係の悪化」も含まれるのだから文字通りの意味で「韓国滅亡フラグ」になるだろう。

「歴史を忘れた民族に明日はない」

と言うのはどうやら現実になりそうだが、後先を見失い、「反日」を叫ぶしか能がない脳ではそれを理解する事は出来ないのだろう。こういう意見を

親日だ」

と非難するのでは本当に韓国には先はないが、少なくともこの記事を書いた記者の方が巷で「次期大統領候補」とされている連中より数段まともに事態を見ている事は間違いない。新年早々折角の良言を無にする愚劣さはこの国、民族に相応しい。勿論日本としては「見捨てる」のが正解である事は言うまでもない。
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※日本はこう突き放せば良い。