記事短評～韓国首相は言うだけでなく行動で示せ

一体何を言っているのか？

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170110-00000594-fnn-int

韓国で大統領代行を努める首相の黄教安は

「状況悪化を招く言動は自制することが、日韓関係の未来指向的発展のために望ましい」

と、述べたそうだが、代行とはいえ国のトップからして認識がズレている。

日本は件の出鱈目慰安婦像の設置が

「ウィーン条約違反」

だとして対抗措置を取った。話としては「それを認めるのか認めないのか」が問題なのであって、「自制」だなんだなど二の次でしかない。

「日韓両政府だけでなく、全ての当事者が、合意の精神を尊重して、関係発展のために努力することが必要だ」

と、言うのであれば日本はその精神を尊重して果たすべき義務は全て果たした。当然次は韓国がそうする番、即ち安倍首相の発言そのままである。

※そのままで批判される筋合いはない。

と、なれば韓国が行うべき選択肢は一つ。合意の精神を尊重して果たすべき義務を果たす、即ち出鱈目慰安婦像を撤去して国際法を遵守する姿勢を示すことである。

韓国政府が実行できるかどうかだけが問題なのであって、「国民情緒法」など一切関係ない。そこから脱却して国際常識を守れるのかどうか？韓国政府にはそれが問われている。