鴻池事務所の面談記録をどうやって共産党が入手したのか?の意外な答え

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※素朴な疑問の答えは意外な所から出てきた。
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共産党がどうやって鴻池事務所の面談記録を入手したかは疑問だった。

1日の国会で共産党小池晃が「森友学園」の件に関して自民党鴻池祥肇元防災担当相と森友学園籠池泰典理事長との面会記録を暴露した。鴻池氏も直後の記者会見で事実関係を認めたが、

共産党がどうやって面会記録を入手したのか?」

と、疑問を持っていたが、その「答え」は意外にも民進党から出てきた様だ。
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http://www.sankei.com/politics/news/170303/plt1703030002-n1.html

民進党桜井充元財務副大臣は2日のメールマガジンで、

「鴻池氏が学校法人の認可をおろさせたくないので、共産党に情報提供をした」

と断言し、その上で

「鴻池氏は実直で、礼節を重んじる方だ。思想は近いかもしれないが、(籠池氏の)人間的に問題があって許せなかったために、このような行動に出たのだと思う」

「野党筆頭理事の私の意見を最大限取り上げてくださった。この際なので、ぜひ鴻池氏の人柄を知っていただきたい」

と、書いていたそうなのだ。
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※それは「賄賂」と判断されても仕方ない。

更に


「鴻池氏が体を張って情報を提供してくださったのだから、森友学園の学校法人の認可を認めないことは当然のことだが、誰が口利きを行ったのかも含めて、徹底的に真相究明を行っていかなければならない」

と、している。
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※ごもっともです。

彼がどうしてその事情を知っているのか?と言う疑問もある。これが一方的な「暴露」なら問題になる可能性もあるが、党派が違うからと言って個人的に付き合いが皆無だとは限らない。鴻池氏と桜井氏がそうであるなら、鴻池氏の了承、と言う前提のもと、こういう事が言えるのかも知れない。
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※これは「口利き依頼」と言われても仕方のない言い様である。

これが事実なら鴻池氏の行動は自民党からすれば「反党行為になる危険性もある。また鴻池氏の会見での発言や、面談記録の内容を前提にするなら森友学園籠池泰典理事長の言動は

「口利き依頼」

と受け止められても反論は難しいだろう。幾ら愛国心があって立派な教育方針を掲げていてもその裏でこういう事をしていた、と言うならば流石に幻滅、と言う保守層がいても何ら不思議はなかろう。本当に政治家の誰かが口利きをしたのか?そうであるならそれは誰なのか?そこは明確にする必要はあるだろう。
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※籠池理事長は民進党議員とも昵懇だった。

一方で籠池理事長と民進党議員の親密ぶりを示す、とされる写真もネットで出回っている。民進党にも「保守的」とされる人物はいるものだが、これが事実なら籠池理事長からすれば自身の要望を聞き入れてくれる政治家なら自民党民進党も関係無かった、とも考えられなくもない。そういう意味では自民党だけ」が調査対象になる、とは限らない。
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※面談記録からすると説得力に欠ける。

どうもこの理事長の言動に問題がありそうな気配が濃厚だが、疚しい事がないなら国会に呼ばれる前に自分の口で全て話してはどうか?経緯に問題がなく国有地を格安で入手した「だけ」ならどうと言う事はないが、そこに「政治家の口利き」があったと言うなら話は別。教育方針がどうだとかは一切関係がない。次から次へと問題が出てくるこの一件、果たして真相は解明されるのだろうか?
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※真相は如何に?