国会で「野党を追及する制度」の必要性

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※こういう指摘が出来る議員こそ必要。

維新・足立康史議員のこの指摘、大いに賛同できるのではないだろうか?

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http://www.buzznews.jp/?p=2107669

10日の衆議院決算行政監視委員会第一分科会で足立議員は

「野党を追及する制度の必要性」

について言及した。曰く

「今日、私達維新の会は一貫して制度の話をしてるんですね。だから、首相夫人を支える制度、会計検査院、あるいは公文書管理法。それぞれの制度が本当に今の国民の付託に応えているのか、応え得るものになっているのかという観点で議論、今日の午前中そしてこの第一分科会で申し上げました。

で、あとですね、常々私はあのぅ言い残しておきたいんですが、えー蓮舫代表の二重国籍、山尾前政調会長の、民進党の、ガソリン問題。政治資金規正法違反の疑惑ですね。それから辻元清美議員の、このいろんな疑惑。

これ全てね、制度がないから追及できないんです。どういう制度がないか。国会で、野党を追及する場がないんですね。野党第一党は、小選挙区下にあっては、ね?忽ち、まかり間違っては、まかり間違うことはもう無いと思いますが、首班指名を受ける可能性がある立場ですから、今日は致しませんが、改めてね、そうした野党のあり方についても、引き続き問い質していくことを誓いまして、この第一分科会の質問を終わらせて頂きます。」
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※野党議員だからと言って「嘘」を吐いて良い筈がない。

維新に対しての「好き嫌い」は人それぞれだが、それを超越して「指摘それ自体は正論」であり、大いに賛同できるものであると言えるだろう。特に民進党は違法行為の内容もさることながら、最低限の釈明すら「不誠実」以外の何物でもなく

「その場さえ乗り切ればどうにでもなる」

と、言わんばかりの対応に終始する根本的な原因、とも言えるだろう。勿論足立議員の指摘する様に国会では何らかの不祥事やその疑惑が国会議員に出た場合、与党議員であれば国会の場で野党に追及される事になる。一方野党議員の場合、現状では国会で追及される事はないので平気な顔で国会に出席していられるし、大抵の場合、会見でも「事実無根」とか「調査して後日会見で改めて説明」等と言ってウヤムヤにして逃げ切ってしまう。民進党の自浄能力のなさがこういう点に起因するのだとしたら、尚更足立議員の指摘通り、「野党を追及する制度」を国会に導入しないと「健全な議会制民主主義社会」は望めない。特に「現在の『安倍一強』の原因が『野党のだらしなさ』にある」と考えるのであれば両手を上げて賛成するべきだろう。そうする事で「野党にも緊張感」が発生するのだから。
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※先ずは民進党からやってみろ。

そういう制度が導入されれば民進党が不祥事や疑惑が明るみに出た際の御約束のフレーズ

「説明責任」

「『潔白』の証明」

民進党自身も逃れる事は出来なくなる。現状ではネットで

「また民進党にブーメラン」

揶揄されても無視しようと思えば不可能ではないが、(但し民進党の支持率低下や当人の次回選挙での落選、と言った直接的な影響が出る事も大いに有り得る)国会で追及される、となればそうもいかないし、マスコミの「報道しない自由」によるフィルターもこれまでの様な期待はできなくなる。良いことづくめはないか。
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※国会で追及すべき議員は民進党だけではない。

また、民進党ばかりではなく、福島瑞穂の「所謂慰安婦問題」や「沖縄の反基地団体」との関連など、野党議員にも「追及すべき疑惑」は現実に沢山あり、その解明を望む国民の声は多いだろう。そういう「国民の声」に応えるのも「国会の責務」であると言えるし、「国民の代表」である国会議員は「与野党問わず」そうであるべきであると思うのである。