朝日新聞の世迷い言に噛み付く産経新聞
「天声人語」は
《一体どこまでの危機だというのか。政府の説明は十分とはいえない。》
《圧力の前に、北朝鮮の暴発を防ぐための外交は尽くされているのか》
と、言えば「素粒子」では
《日本の首相は外遊のちぐはぐ。》
と言う。
※朝日新聞が認めないであろう4月の日テレの調査結果。
北朝鮮のミサイルについては世論調査の結果、「9割を越える人が脅威と感じている」と言う。朝日新聞や民進党、共産党の主張を盲信でもしない限りそう感じるのが「普通の感覚」であろう。事此処に至って政府に「逐一説明されないと」事態を理解出来ないと言うのが朝日新聞の「ジャーナリズム」なのか?
「自分達は守らないが相手には守らせる」
代物でしかない。そんな相手の何を以て「信頼に値する」と言うのか?
※物見遊山ではないのは明らかだ。最早「地域の問題」ではなく、「世界の問題」である。
《首相は外遊のちぐはぐ。》
なんてとんだ勘違い。その「北朝鮮問題」もロシア訪問での主要議題だった。ロシアも6者協議のメンバーであり、無関係ではない。英国だって国連安保理の常任理事国。安保理が実際に役に立つかはさておき、安保理メンバーで「対北朝鮮」の認識を一致させる意味はある。何が「ちぐはぐ」なのか?更に「外遊」とは「『外』国で『遊』んで来る」と言う意味だとでも朝日新聞は言いたいのだろうか?「遊」と言う字には「他の場所に行く」と言う意味もあるのだが…
かつて「柳腰外交」と称する「しなやかで、したたかな」外交方針を打ち出した史上最悪の内閣があったが、その実態は単なる「弱腰外交」でしかなく、大いに国益を毀損した。一方安倍外交は「芯が通っている」外交方針と言えまいか?どちらが「日本の国益」に貢献しているのか?それを問うのは愚問でしかない。
日本国憲法は前文で
《平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。》
※これに尽きる。