玉木雄一郎と加計学園、民進党へのブーメランだった。
※勿論自身についても例外ではない…筈だよな。
「安倍首相は首相も国会議員も辞めるべき」（桜井充）
と、鼻息を荒くし、「加計学園調査チーム」を早速編成して調査を始めたが、待っていたのは
「やはりブーメラン」
だった模様だ。
「これは、ぜひ実現をしていただきたい」
※高井議員のHPより。
昨年4月26日に衆院地方創生に関する特別委員会でこの様に発言したのは民進党の高井崇志議員だった。岡山1区が地盤の高井議員は「中国、四国地方の獣医師が足りず、地域によって偏っている」として、「国家戦略特区を使って岩盤規制を突破するよう」求めていたのだ。その加計学園の獣医学部新設について、第一次安倍内閣や麻生内閣は意外にも認めなかった。申請を認めたのは鳩山内閣。話を進めたのはその後の菅内閣や野田内閣で、現在の第三次安倍内閣はその流れを「受け継いでいる」だけでしかない。それで安倍首相にどんな責任が発生するのだろうか？
※勿論「民進党との関わり」も調査対象だよな？
つまり民進党は
「自分達がきっかけを作った話を安倍政権批判の材料にしようとしている」
「安倍首相の責任ではなく、民主党政権の誤り」
であるのは論を待たないが、調査チームは現地調査を行い、愛媛県知事からも話を聞こうとした様だが、知事、副知事には面会拒否され、その上県庁でも今治市議会にも殆ど相手にされなかったと言う。…それで何を調査してきたんだか？
「違法性はない」
と断言するわ、それどころかまともな根拠や推測もないまま
一事を以て「壮大な曲解歪曲」を前提にした政権批判を始めたに過ぎない。…それに「何の意味がある」のだろうか？民進党は「ブーメラン」を投げて「自分に跳ね返る自虐の悦びの味」を覚えてしまい、それが止められないのだろうか？…そんなアブナイ趣味に無関係の他者を巻き込む真似は止めて貰いたいものだ。そういう趣味は「内々で」楽しんでいればそれで十分なのだが。
…逆に問題の文書が「真っ赤なニセモノ」だった場合、そんな代物を根拠に国会で取り上げた玉木雄一郎、また報道した朝日新聞の責任は重大なものになる。民進党には民主党時代の「永田メール事件」と言う前科があるが、文書がニセモノなら民進党は最低でも永田メール事件の時と同等かそれ以上の責任を取らなければいけないが、果たしてその覚悟はあるのだろうか？
その玉木雄一郎、「日本獣医師政治連盟」なる団体から献金を受けていた事が判明している。また、玉木雄一郎の父親と弟が獣医師と言う環境で、玉木雄一郎本人も日本獣医師会の総会でこんなスピーチをしていた事も判明している。
※玉木雄一郎は獣医師会の代弁者だった訳だ。
「玉木雄一郎が自身の家族や支持者の利益の為、法的に問題のない事を問題があるかの如く騒いでいる」
と、見る事も出来る。そしてその片棒を朝日新聞が担いでいるのだとしたら…？
※「永田メール事件」の二の舞にならなければ良いが…？
…民進党に忠告しておく。「加計学園調査チーム」を今後も活用して「調査する」のであれば、「安倍首相の関与」より「玉木雄一郎の背後関係」や「朝日新聞ちのマッチポンプ」について調べた方が「より早く真実に辿り着ける」可能性が高い。それを調べるかどうかで民進党の「調査チーム」が「政権批判のポーズ」に過ぎないのか？それとも「本気で真相に迫る」つもりがあるかが判る。「民進党がどうするか？」など賭けの対象にもならないが、民進党に「国民からの信頼」を取り戻す気があるならどちらを選ぶべきかは自明の事であろう。…もっとも「それでも当然かつ賢明な判断」が出来ないのが民進党なのだが…
※だって民進党だもの。
