「テロ等準備罪」委員会採決で可決。しかし…

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※先ずはステップを一つクリア。

テロ等準備罪」を新設した組織犯罪処罰法改正案が19日午後、衆議院法務委員会で可決された。
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※明らかに事実を歪曲して流したTBSのテロップ。

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この後23日の衆議院本会議で採決した後、参議院へ法案は送付される事になる。

《「共謀罪衆院委で採決を強行 自公維が賛成、可決》


と、言う見出しで印象操作を目論んだ朝日新聞だが、共謀罪」などこの国会では審議されていない。メディアとしての矜持があるなら法案名位正しく表記したらどうか?それすら出来ない分際で他者を批判する資格などない。こういうのを「捏造」「歪曲」「偏向」報道と言う。また、法案は提出されたままではなく、与党と維新の修正協議を経て修正案として採決されている。そもそも維新は連立を組んでいる訳でもなければ閣外協力している訳でもない。従って維新は「野党」と判断する他ないが、「野党」だからと言って政府与党の提出する法案に悉く反対しなければならない、と言う訳ではなかろう。野党も参加しての採決の何処が「強行採決」だと言うのだろうか?
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※委員長の職権の範囲内の行為に抗議する筋合いではない。

また、委員長の職権で「質疑打ち切り、採決」の動議が採決され、これが可決された上での法案採決なのだからその意味でも「強行採決」とは言えない。どうしても「強行採決」と言いたいなら、委員長の職権濫用、または法令違反を具体的に挙げて論証するべきだろう。…出来るならどうぞ。

「採決にあたっては野党の同意がなければ出来ない」

なんてルールでもあるのだろうか?そうでもなければ朝日新聞記事の

修正案の採決を強行》

と言う表現には明らかな「事実誤認」があると言って良いだろう。相変わらずの「嘘吐き朝日新聞である。

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と、憤っていたが、採決に関わる事項は委員長の職権の範囲内ではないのか?口では色々言っていてもそれを理解しているからこそ「委員長の職権濫用や法令違反」を具体的に挙げる事が出来ないのではないのか?それより逢坂誠二の言う「こんな事」とは以下の行為を言うのか?

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※混乱のドサクサで民進党は窃盗行為をしていた。


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※流石に「今回は」こう釘を刺されるとプラカードの出番はなかったか。

採決の際、民進党(と不愉快ななかまたち)は委員長席に詰め寄って抗議する「御約束」のショーを行った。流石に事前に釘を刺されたせいか、プラカードは登場しなかったが、色々と書類などを失敬していた。これは新手なのだろうか?いずれにせよ自分達の思い通りにならないからと子供じみた真似に走る、と言う本質に変わりはない。こうなったのも元を正せば

「自分達のロジックで相手を論破出来なかった」

事が全ての原因である。法務大臣の首を獲る事に固執して「勝てない相手とは議論しない」、また「質問すれば狙いは『大臣の失言』か『印象操作』」、更には「思い通りにならないから審議拒否」…その繰り返しの結果でしかない。連中の言う「審議が尽くされた」とは「自分達の主張通りの結論になる」と言う意味でしかない。そんな主張に何ら意味はないのだが、民進党は何度同じ過ちを繰り返せばその愚を理解するのだろうか?ギャーギャー騒ぐ前に「学習する事」から民進党は始めるべきなのは論を待たない民進党の知的レベルではそれすら理解できまい。この先民進党は何度でも同じ過ちを繰り返し、その度に支持を失う事は間違いない。

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※正にその通り。

民進党が自らを正そうが正さまいが「知った事ではない」が、どうせなら共産党も道連れにして貰いたいものだ。「日本の為に必要な」法案は民進党(と不愉快ななかまたち)は悉く反対し、足を引っ張るどころか理不尽な理由で審議を止めて時間と経費と労力を無駄にしてきた。存在そのものが国益を毀損する、としか言い様のないのが実態だ。そういう連中の「反対」は裏を返せば国益に資する必要かつ有益な施策である、と言う裏返しである。反対は自由だが、せめて「正常な国会運営」や「健全な議論」の邪魔だけはしないで貰いたいものだ。衆議院法務委員会での審議は30時間程だったが、民進党(と不愉快ななかまたち)が納得する結論など30時間どころか1万時間審議したって有り得ない。参議院では答弁者が誰であろうと論破出来るだけのロジックを用意して審議に臨む事を民進党(と不愉快ななかまたち)にはお奨めしたい。…ただし、それが出来るだけの脳味噌があれば、の話だが。
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※だから何処かで「多数決」を取るのが議会制民主主義。それを否定するのか?