どうも発言が的を得ない蓮舫
※どうも発言が的を得ない。
※有権者の関心も高いが…
25日は東京都議会議員選挙期間中「最初で最後の日曜日」だった訳だが、現状では小池百合子の支持率は概ね60%前後を維持し、政党別支持率では自民党と都民ファーストがほぼ並んでいる、と言うのが報道各社の調査結果を並べてみた結果である。
変わらず民進党は埋没必至、日刊スポーツの告示直前の予想では「僅か2議席」と言う予想ではまで出ている程だが、それでも蓮舫は事態を理解していないのか?それとも根拠のない強気なのか?発言のピントはズレている様に思えてならない。
※日刊スポーツの告示直前予想
何故か
「1強で作った議会の役割が機能しないから起きたのではないか」
と、あたかも問題があるかの如く表現する報知新聞も大いに問題だ。どちらも安倍政権が「引き起こした」問題ではないのだが…
さらに蓮舫は
「都議会でも議論が必要なのは全く同じ」
と、言う。要するに国会では「安倍1強」で「独裁」だから都議会も「小池独裁」にしてはならない、だから「民進党に一票を」と言う事らしい。…馬鹿だ。
首相も知事も「行政のトップ」だ。当然それが務まるだけの「リーダーシップ」と言うのが求められるが、蓮舫には「リーダーシップ」と「独裁」の違いが判らないのだろうか?安倍首相も小池百合子も自身の進める政策に必要な法律、条例は当然議会に諮る事になるが、それこそ「三権分立」に基づいたものであり、「独裁」ではない。流石民主主義を「期限を切った独裁」とか「三権分立など憲法の何処にも書いていない」と言った民主党政権で閣僚だった蓮舫なだけの事はある。
「(豊洲整備費の)3600億円の借金は築地を売って返す予定だった。小池都知事は築地を残すと言っている。では誰が返すのか。答えは2つしかない。借金か増税。小池都知事はこのことについて一切説明していない。ならば議会で問わせて頂きたい。国政で1強政治を是としている自民党にそれは望めない。都民ファは小池さんに反対の意見は言えない。だから皆さんの代わりに是々非々で、しっかり議論できる人を選ぶのが今回の選挙」
と、言ったそうだが、東京庁内組織「市場のあり方戦略本部」の試算では、
「築地を50年間の定期借地で民間などに貸した場合、年160億円の賃料収入が見込め、約6000億円の豊洲整備費のうち約3600億円の借金などの累積赤字を30年程度で解消できると試算し、築地を売却、もしくは再整備するより市場の持続性が高まる」
※問題は山積みでも支持は得ている。
「国政で1強政治を是としている自民党」
等と国政で貼ったレッテルがそのまま都議会でも通用する、なんて考えているのなら蓮舫の政治センスは中学生以下だ。「都民ファーストは小池さんに反対の意見は言えない。」と言うが民進党では蓮舫に批判的な意見を言えば干される。相変わらず「ブーメラン芸」はお忘れにはならないらしい。
「国政でも都政でも連動して実績があり、行政監視ができる政党は民進党だと思っている。(都民ファの候補者のように)これから勉強する人ではなくて即戦力となる候補者を擁立している。是非私たちに託して頂きたいと強く訴えるしかない」
と、蓮舫は言っているそうだが、民進党の実績、って一体何だろうか?党内意見の一致すらままならないのにどうして「行政監視」が出来る、と言うのだろうか?更に「行政監視」とは「首相や都知事の政策に反対」を意味しない。また都民ファーストの候補者を「これから勉強する人」と言うが、民進党を離党して都民ファーストに流れた候補がどれだけいたのか?そういう人も「これから勉強する人」なのだろうか?…だとしたら民進党も「これから勉強する人」を都議選候補として「公認」していた事になるのだが…?
※この選挙でその「闇」は晴れないだろう。