民進党執行部人事一新に意味はあるのか?

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蓮舫東京都議選の結果を受けて、執行部の人事を一新する方向へ舵を切ることにした模様だ。

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これに伴い、蓮舫民進党代表就任以来、幹事長として蓮舫を支えていきた野田佳彦も幹事長を退く事になりそうなのだが、問題は「その後任人事」だろう。

だが「なり手」がそうそういるとも思えない。今回の執行部人事一新は、「発展的」なものではなく、「そうでもしなければ」都議選敗北の結果に対する「党内の不満を抑える事が出来ない」からである。それでもどういう人事になろうが「それで不満分子が大人しくなる」とは到底思えないが、「行わざるを得ない」のが実情で、蓮舫の求心力の低下(と言うより既にあるのかどうかすら怪しい)の証左でしかない。

当の蓮舫自身は「続投」だと言うから不満は「人事とは無関係に」燻り続ける事になる。それなら蓮舫は自身の「信」を党内で問うてみれば良さそうなものだが、そもそも「民進党の役員」である事自体が「火中の栗」でしかないので、本当の意味で「信」が問えるかどうかすら怪しい。

解党的出直し」と言ったところで面子や理念が変わらなければ国民の支持は得られないのは現民進党で証明済みだ。要するに「執行部人事一新」と言っても殆ど効果はない、と言う事だ。

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故に人事の説得工作で苦しむだけで終わるだろう。ご苦労な事である。