短評~稲田防衛相はフェイクニュースの生け贄なのか?

南スーダンPKOの日報隠蔽を了承」

と、稲田防衛相に新たな疑惑を共同通信が報じた。しかし、産経新聞の取材によれば

ある省関係者は報道を受けて稲田氏の会議記録を精査したが、

「該当する会議は見当たらなかった」

という。また、自衛隊最高幹部の一人は

「(稲田氏は)絶対に承知していない」

と否定。別の幹部も

「稲田氏は一貫して情報の公開を指示しており、隠蔽する理由がない」

と語っている


イメージ 1
イメージ 2



稲田防衛相は記者団に

「2月15日に『緊急幹部会議』があったとの事実もない」

とし、報道内容を全面的に否定している。

共同通信が正しければ内閣改造で稲田防衛相は交代確実とは言え、安倍政権には大きなダメージになるが、産経新聞が正しければ「とんでもない」フェイクニュースであり、報道機関として「大失格」である。だがこの件、どうも

「安倍政権にダメージを与える」

「『ポスト安倍』の目を摘む」

「『マスコミの力』で何としても大臣の『クビを獲る』」

とでも言う「意思」が見え隠れしている様に思えてならない。

それとも現状では稲田防衛相が「ポスト安倍」として不十分なのは明らか、と言わざるを得ないが、それ故に「スケープゴート」にされたのか?いずれにしても真相究明は当然だろう。フェイクニュースの場合、マスコミの「報道に対する責任」も問われる事になる。それを明確にする機会でもあるのだから。