元徴用工にも酷評される韓国映画「軍艦島」

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※嘘に嘘を塗り重ねた駄作だった訳だ。

7月末に鳴り物入りで公開されたと言う韓国映画軍艦島。監督の柳昇完は

「当時の証言や資料を見ると、『悪い日本人』と『いい朝鮮人』だけが存在したわけではなかった。簡単に2つの陣営に分けて観客を刺激したり、事実を歪曲したりするのは良くないと思った」

等と試写会の後で述べた様だが、実際は

「実話に基づく」

のではなく

「嘘出鱈目捏造歪曲」

だらけの代物、の様だ。しかも朝鮮日報韓国首相の下にある「対日抗戦期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者等支援委員会」で11年にわたり調査課長を務めてきたと言う強制動員研究者のチョン・ヘギョンなる研究者

映画のように、数百人の朝鮮人強制徴用者が集団で脱出した?

軍艦島にいたのは朝鮮人強制徴用者だけ?

軍艦島」とは朝鮮人強制徴用者が付けた名前?

朝鮮人徴用者は賃金の搾取にも苦しんだ?

と言う質問をした記事があるが、最後の

朝鮮人徴用者は賃金の搾取にも苦しんだ?

と言う質問以外(歴史的事実から見て)「間違い」と回答する程の内容だと言う。

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※韓国人研究者から見ても「おかしな」設定と言える代物だった。

この研究者は回答で

すずめの涙のような賃金は、郵便貯金や年金という名目で再び搾取された。》

等と言っているが、

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※コレが日本による「搾取」の結果らしい。

この様に朝鮮人鉱夫は新聞記事になるほどの高給取り」だったり、「旅館住まい同様の『特別優遇設備』があった」と言うのが実際のところだ。これも「搾取」の一環だったのだろうか?また監督の柳昇完が見た「当時の資料」とは何だったのだろうか?

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※当時を知る人の証言は重い、だったな。

また旧島民やその子孫などからなる「真実の歴史を追求する端島島民の会」は18日までに、端島に関する事実関係を記し、映画の内容に反論する声明文出している

それによると、映画では「憲兵による朝鮮人への暴行」を描くが、声明文は

「警察官が2人ほど駐在していただけ」

と反論。軍隊が駐留していないのだから「憲兵による暴行」など起こりようがない。また朝鮮人労働者には家族連れもおり、子供は日本人と一緒に学校で学び、「『働かされていた』ということはない」と証言している。更に朝鮮人労働者が地下1000mの坑道での労働を強いられた」とするが、同会は

「坑道は地下710mを超えていたにとどまる。送風機が備えられており、坑道内は意外に過ごしやすく、水飲み場もあり、少なくとも灼熱の環境などではなかった」
と、反論している。実際に端島にいた人々はもとより韓国人研究者の「出鱈目な歴史認識」から見ても尚「事実でない」設定と内容、と言う事だ。柳昇完は「事実を捏造・歪曲した」どころの騒ぎではない、と言う事だ。

そして「トドメ」と言えるのが「韓国人元徴用工」による証言である。


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※勿論「差別」などなかったのだが…

軍艦島で実際に徴用工として働いたというチェ・チャンソプなる人物が、

「映画には想像が付け足されているようだ」

と韓国メディアに語ったのだと言う。その例として、映画に登場する楽団長の娘を挙げ、

「あんな幼い少女を軍艦島では見たことがなかった」

と、証言している。また、米軍の爆撃で死亡した朝鮮人の死体を一カ所に集め燃やす場面について、彼は

「事実と違う」

と否定し、逆に

端島で働いていて亡くなった人は多かったが、日本人はその遺体をちゃんと弔って、韓国に送還していた。それだけは実に善良によくやった」

と、証言している。更に映画では朝鮮人徴用工らが力を合わせて、管理する日本人らと戦い脱出を敢行する展開になるが、

「全く不可能だ」

と断言される始末でその上

「映画はもう少し淡泊であるべきだった」

「日本人がしたことをそのままに、韓国人もしたことをそのままに映画にすべきだった」

と、苦言を呈されている。柳昇完、ちゃんとこういう証言は聞いているのか?

韓国では「歴史の『生き証人』の証言」は「絶対視」される様なので、自称慰安婦の婆さん同様にこのチェ・チャンソプ氏の証言は絶対視され、映画が「嘘出鱈目捏造歪曲誇大妄想」の産物に過ぎない、と言う認識が韓国国内でも定着すると共に彼の証言で韓国での「徴用工」に対する認識は覆される事になるのだろう。彼が今後どの様な証言をして、韓国国内でそれがどう受け入れられるか?見物である。

「真実の歴史を追求する端島島民の会」は

「フィクションとさえ断れば、事実と全くかけ離れた虚構を映画にすることは許されるのか」

と、声明文で映画を非難している。実話や実在の歴史上の人物を映画などで取り上げる際、多少の脚色は「付き物」だとも言えるが、それでも「越えてはならない一線」と言うのはある。
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※史実とは違う入れ墨だが、気にする人は少ない。

日本でも例えば「遠山の金さん」での遠山金四郎の入れ墨は実際には「桜吹雪」ではなく、「口に絵巻物をくわえて髪を振り乱した女の首」だったと言う。恐らくTVでは「桜吹雪」の方が見栄えがするのでそちらを採用したのだろう。
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※「フィクション」として定着している。

また水戸黄門」の場合では「徳川光圀が諸国漫遊して行く先々で悪代官を懲らしめる」なんて話が「事実」だなんて誰も思っていない。「フィクション」として定着しているからだ。それでも「光圀が『大日本史』編纂の為にお抱えの学者に諸国を廻らせて資料を集めさせた」と言うモチーフになる事実は存在するのだが。(その学者が助さん格さんのモデルになったらしい。)
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※韓国の場合「毎度」なのだが…

それらに比べて「軍艦島」はどうか?水戸黄門」が単純な「勧善懲悪」の話なのに対して軍艦島」は「他国を貶める」為に「嘘に嘘を塗り重ねて」作られている。その点で「似て非なる」ものであり、明らかに「越えてはならない一線」を越えている、と言える。酷評されるのも当然の結果、と言える。こういう結果になれば通常ならば「キチンと歴史的事実を踏まえる」意味を考え直しても良さそうなものだが、韓国にそれを期待できる筈もない。反省も何もなく、他の誰かが別の「嘘出鱈目捏造歪曲誇大妄想」の「反日映画」を作るのだろう。そういう国と「友好」を考える意味が何処にあると言うのか?70年前の歴史の考証すらまともに出来ない国が「歴史を語る」事自体「歴史への冒涜」に他ならない。韓国には国を挙げてまずは「歴史の勉強のやり方」から学び直す事をお勧めしたい。
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※韓国が「歴史を語る」事は「歴史への冒涜」そのものだ。