裏切られた共産党に民進党を批判する資格はあるのか?

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※それで小選挙区で勝てるなら苦労はない。

衆議院が解散され、事実上の選挙戦モードに突入した政界。今回の総選挙は野党第一党の筈の民進党が選挙前に事実上解党、と言う

「異例のスタート」

になったが、「事前の根回し」をしない「非常識」はこの党の「常識」であり、それをそれまでの連携相手だった共産党が非難するのは「必然の流れ」とも言える。

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共産党志位和夫この民進党の身売り、とも言える行為について

「重大な背信行為と言わざるを得ない」

民進党からの説明はない。なぜこういう事態になったのか、きちんとたださないといけない」

と非難した。共産党の立場からすれば蓮舫が代表だった時に「連携する方針」だっただけにそういう認識は当然、とも言えるだろう。代表が代わったからと言って今までの方針を転換して後は知りません、では何処ぞの国と一緒でしかない。共産党自分達がそういう事をされる事で日本が韓国にどういう事を今までされてきたか?と言う事を身を以て知った事であろう。そんな国への配慮が「如何に無駄な事」なのか「学ぶ」事も必要である。

民進、共産、自由、社民の国賊4野党による連携」と言う立場からすれば「事前の説明一つなく」、「連携の最低ラインの『共通認識』」だった「安保法反対」をも180度ひっくり返す「希望の党」への合流

「明らかな裏切り」

にしかならないのは明白だが、共産党はそういう

「『希望の党』公認の民進党前職候補」

に対して刺客候補」を擁立する考えだと言う。中選挙区ならそこそこ効果がありそうだが、小選挙区では「共倒れ」が関の山であろう。それでも「死なばもろとも」の精神で元民進の足を引っ張り、「反日共倒れ」で自民党候補を当選させて「日本に貢献してくれる」のであれば「その意味に限って」は共産党でも「ある程度は評価」出来るかも知れない。

…と、言いたいところだが、実際には共産党民進党を批判できるのか?と言う疑問もあるのが事実である。選挙の度に指摘される事ではあるのだが、

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と、

公職選挙法の規定を無視した『選挙期間以外の名前入りたすき使用』」

共産党では毎度の事である。「目の前の選挙」で「勝つ為に」行っている事は明らかだが、何が言いたいのか?と言うと

民進党は選挙に勝つ為に『信義則』を踏みにじる」

が、

共産党は選挙に勝つ為に『法律の規定』を踏みにじる」

と言う事なのである。…これで共産党民進党を批判する「資格」はあると言えるのだろうか?

その意味で言えば民進党共産党も「同じ穴の狢」に過ぎず、共産党が幾ら民進党を批判しても

「目糞が鼻糞を嗤う」

レベルでしかない。所詮は「国政から排除されるべき」存在でしかない。
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民進党左派の行き場所はない。

前原誠司民進党を身売りして『希望の党』に合流する」判断は、国政に最も不要で有害な

「リベラルゾンビ」

とでも言うべき

「左寄りの比例復活当選議員」

の行き場所を無くした、と言う副産物を生んだ。「最初からそのつもり」だったのか、それとも「結果的にそうなった」のかは謎だが、同時に共産党が目論んだ「野党共闘」の構想をも瓦解させた。こうなっては「安保法」を争点にしても共産党に勝ち目はないだろう。つまり、「安保法」「憲法改正」と言う争点では戦えず、「モリカケ」のフェイクニュースを引っ張り出して政権批判をしても意味はない。経済対策ではロクな対案など期待出来ない、となれば衆議院解散と同時に共産党が主張する「大義」も雲散霧消しているのである。共産党もこういう事になって少しは「現実を見れば」有権者の見る目も変わるかもしれないが、そんな事は到底期待出来ない。前原誠司の残した「御荷物」と共に消え去るのが共産党の「あるべき姿」である。
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※この選挙では安倍首相を勝たせないといけない。