公職選挙法違反の鈴木ようすけ

コレは「明らかに問題」だと断言しても良かろう。



今回の総選挙で東京10区から立憲民主党公認で出馬している鈴木ようすけ。商店街を練り歩いての選挙活動は大いに結構だが、その隣を歩いているのはどう見ても子供だ。

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しかもプラカードを「掲げている」。明らかに候補者の選挙活動と連動した動きだと言うよりない。動画も既にアップされている。



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公職選挙法137条の2では

「18歳未満の者の選挙活動を禁止」

している。鈴木ようすけの隣の子供は明らかに18歳未満だろう。例え候補者本人の子供であっても例外ではない。従って鈴木ようすけのこの行為は公職選挙法137条の2に抵触するのはまず間違いない。立憲民主党

憲法さえ守れば法律は無視しても構わない」

と言うスタンスの政党なのだろうか?この鈴木ようすけの様にそこまでして議員になりたい、と言う姿は必死すぎて惨めで哀れでしかないのだが…

この条文には例外規定があり、「選挙運動の為の労務」に18歳未満の者を従事させてもそれは問題にならない。だが、ここで言う「労務」とは基本的に

「選挙事務所における雑用」

を言うのであって勿論候補者や政党の主張を記したプラカードを掲げる行為は含まれない事は言うまでもない。


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この東京10区は注目選挙区の一つで希望の党から若狭勝が立候補している選挙区だ。党首の小池百合子が地盤とした場所だけに希望の党としては「絶対に落とせない」選挙区であると言える。しかし、ご覧の様に自民党どころか、立憲民主も共産も競合しており、しかも若狭勝が優勢、という訳でもなく「横一線の激戦区」なのだそうだ。浮動票次第では若狭勝小選挙区敗北もあり得る状況なだけにどの政党の立場でも「必死の選挙戦」になるのは理解できるが最低限公職選挙法の規定を守った選挙戦は出来ないものか?

既に選挙管理委員会や警察に多数の通報が寄せられた模様だ。ここまで明白な証拠が揃っていて何もしない、と言うのでは選挙管理委員会や警察の「選挙違反行為に対する姿勢」が問われる事になるだろう。この違反で摘発され、有罪が確定すれば鈴木ようすけは当選していたとしても当然失職する事になる。既に「そういうリスク」を抱えた候補にわざわざ投票する意味があるだろうか?警察が「選挙後に動き出す」事は珍しい事ではない。

また周囲にスタッフやTV局の取材クルーも居たのに誰一人として

「その行為が法律違反」

と、指摘する人は居ない。まさか全員が公職選挙法を知らないで選挙戦を戦っている訳ではないのだろうから、そうなると

「スタッフやTV局含めて全員グル」

だったとでも言うのだろうか?だとしたら悪質さは倍増ものだ。尚更摘発する必要があると言えるだろう。

また、候補者本人だけにとどまらず、公認した立憲民主党の「人を見る目」も疑いを持たれる事になる。ネットでの情報の拡散は早いのでこういう話が出回ると全国の立憲民主党候補者に悪影響が出る可能性もある。不肖筆者としてはこの政党に価値を見出ださないので、そういう事態は歓迎すべき事だが、党としても

「本人に一任しております」

では済まされない。毅然とした対応は必要だ。

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