野党に国会での質問時間配分で反対する資格はない。

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※野党に多くの質問時間を与える意味はない。

現在特別国会が行われている。特別国会で最も重要な議題は「内閣総理大臣の指名」だが、総選挙で大勝した安倍首相が指名されるのは当然の成り行きである。第4次安倍内閣は既にスタートを切っているが、国会では未だに「質問時間の配分」を巡る論争に決着が付いていないどころか激化の一方を辿っている。
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国会での与野党の質問時間の配分は永らく「与党4野党6」が基本だった。コレが民主党政権になって「与党1野党9」になる。しかし、これは野党に配慮した、と言うわけではなく、
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※安倍政権ではそんな事はない。

と、言うのが真相らしい。その後安倍政権になって「与党2野党8」となったが、自民党若手議員から

議席数に応じた質問時間配分」

を提案され、それに向けて自民党が動き出し、野党が反発している、と言う構図だ。
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※政府としても歓迎すべき提案。
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※政治は浪花節で動かすものではない。

辻元清美はこんな意味不明の事を言って抵抗しているが、与党に「3分の2」以上を与える選挙結果こそ「民意」である。民主主義が「最大多数の最大幸福」を志向する社会、と言うのであれば最大多数の支持を受けた意見が採り上げられるのは民主主義の観点から当然の話だ。だが、それは何も「少数意見の封殺」を意味するのではなく、多数意見の中に如何にして「少数意見の主張を採り入れさせるか」そして「どこで折り合うか」は論者の「腕の見せ所」でもあるのだが、立憲民主や民進党希望の党にそれを期待出来る論客がどれだけ居ると言うのだろうか?国会論戦の場にそういう人材を送り出せないから結局「反対の為の反対」しか出来ない。そういう醜悪な姿をマスコミが大々的に報じる事は稀だが、ネットで真実を知る人が増えているから野党の支持は拡がらないのだが、野党の連中にそれを理解する脳味噌も器量もないらしい。


と、枝野幸男は言うが、与党内の「事前審査」は与党内の話であって国民には直接関係はない。寧ろ国会で野党が回避する観点からの質問や野党の主張を論破する質問が与党議員から出る事で互いの主張の相違点や争点が明確になった方が国民には判りやすい。枝野幸男の主張は「民進党レベルの観点」でしかなく、それが全てではないのだが、本人はそれを理解していないらしい。…所詮は「井の中の蛙」レベルの戯言だと言って良いだろう。
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※バカの一つ覚え

それどころか総選挙が「北朝鮮情勢への対応の信を問う」と言う争点を安倍首相から示されたにも関わらずまともな対案一つ出せずに野党は敗北し、勝手に持ち出して騒いだ「もりかけ」を未だに国会で追及しようと言うのだから文字通り「ヘドが出る」対応しかしない。しかも立憲民主、希望の党民進党で合同追及チームを作る構想まであると言うのだから「バカの一つ覚え」もここまで来ると「別の意味で」感心してしまうが、連中の主張を裏付ける証拠は何一つとしてない。…何か意味があるのだろうか?
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※「もりかけ」を言う前に先ずは証拠を出せ。話はそれからだ。

「三人寄れば文殊の知恵」と言う諺があるが、立憲民主と希望の党、そして参議院だけの民進党が集まった所で

「『政界の癌細胞』と『永田町の産業廃棄物』と『掃き溜めの有象無象』」

でしかない。そんなのが集結しても

「元の民進党

に戻るだけでしかない。文殊と比較しようなんて発想が根底から間違っている。「1+1」を「3にも4にも」する事もままならず

「泥ダンゴを3つ混ぜ合わせて『大きな泥ダンゴ1つ』」

が関の山の知能レベルの集団に「主権者たる国民」が払った血税を投資して得られる「リターン」

「ない」

のだからその意味でも

「税金で運用される国会」

の効率を上げるべく愚問の出現頻度を減らす工夫は「あって然るべき」だし、主権者として国民が声を上げるべき事なのである。
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民進党系の政党に質問時間をどうこう言う資格はない。

…それ以前の問題として民進党(と、言うか民進党系)の連中に質問時間の配分についてあれこれ言う資格はない。昨年、当時の民主党おおさか維新の会(現日本維新の会に対し、野党分から質問時間を配分することを拒んだ、と言う前科があるからだ。しかも「維新は野党ではない」と言うヤクザでもしない様な言い掛かりをつけて、である。その上現在でも国対委員長会談の枠組みからも維新は「排除」されている。排除の論理」の被害者を自称する連中が「排除の論理」を振りかざしているのである。こういう勝手な連中が「国権の最高機関」の在り方に口を出す事自体が「国会への冒涜」でしかないのだ。
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※同じ「謙虚」でも安倍首相の言うそれと野党の言うそれは意味が違う。

安倍首相はこの問題について

「国会が決めることだ」

と述べ、また「謙虚な姿勢」を強調しているが、野党のバカ共の言う「謙虚」とは

「安倍首相が自分達の主張を全面的に受け入れる」

と言う意味である。またこの連中の言う「成熟した議論」とは

「自分達の主張が受け入れられるかどうか」

唯一の判断基準である。こういう連中に国会で口を開かせる度に「国会の品格」が毀損される。こんな連中が国会に居るだけで「世界に日本の恥を晒す」だけでしかないのだが、それでも一応は「不思議な事に存在する」こういう連中を支持する「民意」を受けている。言わば「必要悪」だが、そう考えれば野党連中には

「必要以上に口を開かせない」

事は議員の発言の均等化と共に

「国会の品格を守る」

意味もあるのである。従って議席数に応じた質問時間配分」と言うのは極めて合理的な発想なのである。一刻も早く実現する事を望む。
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※それが野党に対する基本姿勢。