疫病神が立憲民主党にやって来る
1月1日時点での所属議員数に応じて政党交付金の額が決まるのでこの時期、国会議員の頭数を揃える事には大きな意味がある。立憲民主党からすればその意味でも「民進党を離党して立憲民主党に入党」と言う流れは歓迎すべき事、と言えそうだが「その面子」は酷すぎるにも程がある。
山尾志桜里を入党させるのは勝手だが、山尾志桜里が自身の不倫疑惑に対し「説明責任」をまともに果たしていないにも関わらず優遇するのならセクハラ疑惑で所属議員の青山雅幸や初鹿明博を「党として処分」した意味がなくなる。幾ら頭数を揃えてもこれらの連中の様な
「人としてモラルに欠ける」
面子ばかりでどう
「まっとうな政治」
を行えると言うのだろうか?どれだけスローガンが立派でも
「政界の産業廃棄物」
を濃縮したに等しい立憲民主党のする事、と言うのは「その程度」でしかないらしい。
それに「輪をかけた」醜悪な政党移籍を企んでいるのが蓮舫である。
立憲民主党は何処まで行っても
「史上最低最悪だった菅直人内閣のコピー」
でしかない。蓮舫もその菅内閣で閣僚だった一人だ。それだけで「立憲民主党=菅内閣」と言う悪いイメージを国民に周知させるのに十分役立っているが、枝野幸男はそういう事まで考えなかったのだろうか?その上蓮舫の「政治家としての実力」は「口を開けば『ブーメラン』」を筆頭に民進党代表として十二分に発揮された。その結果民進党は蓮舫自身の二重国籍問題の影響もあり、支持率は回復不可能なレベルにまで失墜してしまった。その輝かしい実積と実力を立憲民主党の連中も「民進党」と言う組織の中で肌で感じていたのではなかったのだろうか?それでいて尚蓮舫を要職に起用するのであれば「立憲民主党の人材不足」「立憲民主党に『反省』も『成長』もない」「立憲民主党のレベルの低さ」等が纏めて証明される、と言う結果になるだけだ
。
「立憲民主党=次の選挙で落選させるべき議員」
またかりそめにも蓮舫は民進党代表経験者である。しかも現在の民進党が低迷する原因を作った張本人でもある。それでいて何らケジメも付けずに自分だけ立憲民主党に行くのでは無責任そのものだ。せめて民進党が再浮上出来るだけの事を行ってから移籍するのが筋ではないのか?
そんな無法が罷り通るのが立憲民主党だ。この一事を以てしても「日本には不要な政党」だと否応なく理解出来る。蓮舫が入党する事で立憲民主党のイメージが悪くなる事はあっても良くなる要素は皆無だ。言ってみれば「疫病神そのもの」でしかないが枝野幸男にそこまでの理解はあるのか?あるのなら立憲民主党は蓮舫の入党を丁重に断るべきだが、そうはならないだろう。蓮舫の入党は「立憲民主党の大局観のなさ」を証明する以上の意味を持たない。つくづく救いのない連中だ。疫病神を抱えてそのまま没落していくのが立憲民主党にお似合いの姿である。