「河野無双」だった日韓外相会談


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カナダのバンクーバーで行われていた北朝鮮問題での外相会合に合わせて日韓外相会談も行われていたのだが、河野外相が「言うべき事」を韓国にキチンと伝えて毅然とした対応をしてくれた。

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会談では北朝鮮問題だけでなく、慰安婦合意への対応、安倍首相の平昌五輪開会式参加、徴用工問題、竹島問題などの「日韓の懸案」について「通訳なしの1対1」で話し合われた様だが、発言の要旨

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と、日本の立場を明確に、そして譲歩する事なく伝えた様だ。

当然、と言えば当然なのかも知れないが、安倍政権になるまで日本は韓国に無駄で無意味な配慮を続けてきた。その結果は「韓国を増長させただけ」でしかなかったのだが、こうする事で日本の立場を明確にし、所謂「歴史戦」においても真実を発信して国際社会にその理解を浸透させるきっかけになる。国際社会では「言うべき事を言う」「自国の国益を守る」と言うのは口で言う程簡単ではないのかも知れないが、毅然とした対応をしている河野太郎氏を外相にしたのは「適材適所」の人事だと言えるであろう。安倍首相に「人を見る目があった」と言う事でもある。

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記事において産経新聞が掲載した写真、現在の国際社会での日韓の立ち位置を如実に表している、と言える1枚であろう。康京和も否応なくそれを実感したに違いない。その現実を何処まで正確に文在寅に報告するのだろうか?また文在寅もこの現実を目の当たりにしてもまだ「北朝鮮への融和政策」と言う愚を継続するのだろうか?「それが正しいか否か」以前に「世界の総意」に沿っているかどうかが問題なのだが、文在寅や康京和程度の器でそれを認識出来るかどうか?

日本にとっては「この路線を継続する」事に意味がある。それが出来ない人間を首相や外相にするのは

「それ自体が国益を毀損する」

と言っても良いのだろう。秋には自民党総裁選挙が予定されているが、勿論安倍首相続投が唯一の選択肢であろう。河野外相ももう1期この路線を継続して実績を積めば「ポスト安倍」の最有力候補となれるに違いない。是非ともそうなって貰いたいものである。