民進党そのものの希望の党の内輪揉め
昨日上げた記事のソースにある
と、「事実無根のフェイクニュース」なのだと言う。「まさかの展開」ではあるが、不肖筆者もフェイクニュースをソースに記事を書いた事になる。フェイクニュースの拡散に手を貸してしまった事はこの場で深くお詫びしたい。
とは言え、玉木雄一郎が21日に講演で
「どうしても希望と聞くと小池氏の党だ。それとは違う『玉木カラー』を出す」
そんな希望の党の両院議員懇談会は紛糾し、「分党」の話まで取り沙汰されたのは事実の様だ。まるで民進党の内輪揉めの再現である。やはり看板を掛け代えようが何しようが「民進党」と言う毒まんじゅうを1度口にしてしまうと同じ過ちを繰り返す可能性は極めて高いものとなる様だ。
玉木雄一郎は安保法制についてこの様な方針を打ち出した。それだけでも
「憲法に則り適切に運用する」
「不十分」
と反発され、
そもそも希望の党は「自民党不支持の保守層」の受け皿となるべく結成された。その時点でどう考えても「保守層」でない民進系が合流しても「水と油」なのは最初から判りきった事だった。それでも合流を容認した小池百合子がバカなだけだが、衆議院での50議席やそれに伴う政党交付金と引き換えに「結党の理念」や「有権者の支持」を失うのは本末転倒であろう。
「民進党は永田町の産業廃棄物」
とこのブログでは常々主張していたが、それを実感するのに払った代償がコレではは高過ぎて割に合わないだろう。…今更後悔しても手遅れだが。
と、収拾のメドが立たないどころか路線を巡る対立は最早「修復不能」レベルであろう。玉木雄一郎からすれば結党メンバーの切り離しは狙っていても民進系からの分党要求までは「想定外」だったとか。…やはり玉木雄一郎は「馬鹿だった」と、言う事に尽きるだろう。
と言う「誓約書」に自筆で署名しておきながら当選したらそれを覆そうと目論んでいる事である。上記の誓約書の項目に賛成して実現すべく政治活動を行う事が「希望の党公認候補」となる条件だったのではないのか?玉木執行部の方針は誓約書の項目に明白に反しているのは勿論だが、それは同時に「改革保守」と言う立ち位置に期待して希望の党に投票した有権者を欺く行為でしかない。どうしてもこの「小池路線」に賛成出来ない、と言うなら一度議員を辞職して補欠選挙に再出馬し、そこで自分の主張の信を有権者に問うのが筋であろう。比例当選なら「議席を返上して次の選挙まで待つか誓約書を遵守するか」の二択だ。
「議員バッジの為なら躊躇いなく魂まで売る」
様なこの連中にそういう「政治家として筋を通す」真似など出来る筈もない。それ以前に
「自筆で署名した誓約書」
に対してでさえこの様に簡単に裏切る連中を
「政治家どころか『人として』信用出来ない」
のは火を見るより明らかだ。
例えこの連中の言動を
「国会でのギャグ担当」
「国会コント見物料」
等と割り切ってもこんな連中に我々の払った税金から歳費が支払われ、政党交付金が支給されていると思うとそれだけで腹立たしい。存在そのものが「国政の無駄」なのである。
とは言え、この様に「まっとうな」意見を言う議員も中には居る。ごもっともなのは論を待たない。希望の党の議員諸君は内輪揉めの前に小川議員の言葉の意味を考えるべきである。