WTO訴訟、日本は韓国に勝訴!だが…?


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福島第一原発事故を受けて韓国が日本の水産物輸入禁止措置を取り、日本がそれを「不当」としてWTOに訴えていた一件、昨日までに小委員会は「日本勝訴」の判断を下したが韓国はコレを不服として上訴するらしい。

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上訴したところで日本は該当水産物の残留放射能値を全て明確にしている。それが日本はおろか、韓国の食品衛生基準にも適合しているのであれば韓国が日本の水産物輸入禁止にする理由はなくなる。だからこそ小委員会も「日本勝訴」の判断を下したのであり、韓国がそれを証明出来ない以上、上級委員会に上訴したところで結果は同じだろう。韓国は

「『食の安全』の重要性を勘案」

と言うが、五輪開催直前に現地でノロウイルス感染が発覚したり、トイレブラシでコップを洗う様な国にそれを言う資格はない。他国をどうこう言う前に自国民のそういう不衛生をどうにかするのが先なのは言うまでもない。

WTOのルール上、勧告や裁定に従うかどうかは当事国に委ねられるので、上級委員会の判断が「日本勝訴」でも韓国がそれに従うとは言い切れない。上級委員会の判断は夏頃になるとの事だが、韓国が従わない場合、WTOのルール上、日本は韓国に対して同様の措置を行う事が出来る様になる。今更感満載だが、韓国は「口で言って」判る相手ではない。そういう「痛み」を与えないと理解出来ないのだ。躊躇わず実行すべきなのは言うまでもない。

また、そのWTOのルールでは「安全保障上の問題」がある場合、経済制裁の発動が認められている。日本からすれば竹島を韓国に不法占拠されている状態なのだから明らかに

「韓国に『日本の安全保障が脅かされている』」

状態なのである。つまり「経済制裁」と言うカードは既に日本の手の内にあるのだ。従って日本としては韓国に対し、「合法的に」発動出来る経済制裁を以て対抗すべきなのである。躊躇う理由などない。

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※韓国に対しては既に日本の切り札は「手元にある」のだ。

北朝鮮問題が絡むと話はややこしくなるが、日本政府としては今から「そのタイミング」を検討しておくべきだ。韓国は「約束は守らない」「口で言っても判らない」程度の国でしかなく、また経済制裁を発動したからと言って困る事もない。「リスク」はないのだから「毅然とした姿勢」を見せる絶好の機会だ。安倍首相の賢明な判断を期待したい。