不毛で無意味な韓国建国論争
※ロクな事を言わない。
1日の文在寅の演説は韓国内にも無用の論争を巻き起こすきっかけになっている様だ。
文在寅が日本を怒らせる様な事を1日の演説で言った事は先の記事で述べたが、韓国内にとっても無用の論争を巻き起こす、と言うのは
「韓国の建国が何時なのか?」
「1919年建国説」
を殊更に強調し、そちらを「韓国の建国」としたい意図がミエミエである。
狙いは明白だ。1919年説の根拠は
「大韓民国臨時政府樹立」
と、どの国も「政府」として認めなかった「私的な存在」でしかなかった。それは樹立宣言時点でも、「抗日戦線を戦っている」とされている時点でも、そして第二次世界大戦終結後も、である。しかもこの所謂「大韓民国臨時政府」は戦後のアメリカによる軍政時に「解体させられている」のだから記事が引き合いに出しているアメリカの独立宣言とは決定的に経緯が異なる。アメリカの場合は独立宣言してそのまま独立戦争に勝利し、樹立を宣言した政権が承認された。だから
「アメリカの独立は1776年」
と言う考えが成り立つ。韓国ではその「違い」は認識されていないのだろうか?
※故に「1919年韓国建国説」は成り立たない。
要するに「韓国建国が1919年なのか1948年なのか」は論争する意味さえない。どちらにしても
「自力で勝ち取った独立」
「大韓民国臨時政府の後継」
記事を書いた中央日報は
《5年単任政権が一方的に決めることでもない。歴史は歴史学界に任せるべきだ》
と言う。それ自体はその通りかも知れないが、それなら対日歴史観も同様にすべきなのは論を待たない。「日本に対しては特別」と言うのは理由にならない。単なる「差別」でしかないのだが。
※言う事矛盾だらけ。
結局韓国では「建国」に限らず「歴史を考察する」体制すら整っていないのである。だから歴史の真実に向き合えない。そんなのに「歴史がどうこう」などと言われる筋合いはない。所詮は「その程度」の相手でしかないのである。国内向けに永遠に無意味で不毛な論争擬きをしていれば良い。日本は世界と共にそんなのを置き去りにして進むべき道を進めば良いのだ。