共産党が民主主義を語る愚



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この男は何を言っているんだろう?そう思わざるを得ないおかしな発言だった。
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共産党志位和夫が街頭演説で政府を批判、

「市民と野党の共闘の力で安倍政権を倒し、日本に民主主義を取り戻す」

とか言っていたが、共産主義を掲げる政党の党首が民主主義を語るなどとんだお笑い草でしかない。支持をしようがしまいが安倍政権は憲法の規定に基づいて選出された事に疑いの余地はない。「どう民主主義でない」と言うのだろうか?少なくとも共産党員の直接選挙で選ばれず、今年で党首18年目、その間どれだけ選挙で負けても何ら責任を問われない志位和夫の立場の方がよっぽど「民主主義的でない」のは誰の目から見ても明白である。

「お前が言うか?」

を地で行く妄言そのもの、である。

また、財務省による一連の森友関連文書書き換えや、PKO日報問題、裁量労働制のデータ誤用問題を取り上げた様だが、それらは悉く「民主党政権の負債」が原因の一つにある。そこに触れずして安倍政権だけを批判する、と言うのはフェアではない。

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森友関連文書書き換え問題の煽りを受けて内閣支持率は急落、概ね30%台、不支持率は5割前後、と言うのがメディアによる世論調査の結果だったが、だからと言って野党の支持率がその分増えた、と言う結果はない。共産党を含め、野党に「政権担当能力がない」と言うのが国民の総意であり、例えここで安倍内閣を倒閣出来たとしてもその後の展望がない、と言うのが実際の所である。今安倍内閣を倒したら国政は混乱を極める。北朝鮮情勢がきな臭い中でそれを望むのか?「政治は結果が全て」と言うならそこまで責任を持って野党は倒閣運動に精を出しているのか?答えは「否」だ。安倍内閣を倒す事だけでその後の展望はない。だから幾ら責任を追及しても

解散総選挙で信を問え」

と言う声は聞こえないのだ。

こんな無責任な主張に迎合するのは愚の骨頂でしかない。必要なのは「安倍内閣の退陣」より「財務省の体質改善」である。その為にも安倍首相のリーダーシップが必要なのではないのか?野党の誰に安倍首相以上のリーダーシップを持っている人物がいる?

誰が首相でも財務省の体質改善は急務になる。それが出来る人材も居ないのに政権批判しか能がないのが野党である。そもそも書き換え前の文書を読んでも内容を理解できない程度の知能しか持ち合わせてはいないのだから話にもならない。今ここで安倍政権を退陣させる意味がないのはそこからも明らかである。