無意味な新党結成話


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※結局「元の木阿弥」

民進党大塚耕平は新党の結成を表明し、希望の党との合流を目指す…のだと言う。

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※「新味なし」

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※支持率から見れば「合流に意味はない」のは明らかだ。

希望の党」と言った所で所詮は「元民進」なのだから合流した所で「新党」ではなく、「元に戻る」だけでしかない。その上NHKの調査では民進党の支持率は1.2%、希望の党は0.6%。単純に足しても2%にも満たない。大塚耕平

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と、言うがそういう政党にならないであろう事は合流前から明らかである。「自民党に対抗できる政党を作る」と言って新党を結成し、意見の違いで分裂し、また再結集…何度繰り返せば気が済むのだろうか?「頭数」を揃える事は重要かも知れないが、既に「新党結成」が目的化しているに等しく、理念や政策など「二の次」となっている。そんな連中に政権を任せるとどうなるかは「悪夢の民主党政権」で実証されている。だから国民からの支持を得られないのだが、その根本を理解していない。やるだけ無駄でしかない。

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※時計の針を戻してどうする?

結局「元の民進党」に戻したい、としか思えないが、

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と、思惑はバラバラで当の民進党内でさえ反対意見が根強い。そうでなくともこれまでこんな「烏合の衆」を少しはまとめてきた「野党の大物」は殆どが「無所属の会」と、民進党籍を持ちながら「事実上党外」にいる。そもそも残った「小物」が合流した政党を纏める、なんて真似が出来るのだろうか?

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※もう元には戻れない…

答えは昨年の総選挙の時点で出ている。上記の萩生田氏の例えが実に秀逸だ。しかし今回の合流は

「新装開店前からネタが割れている」

レベルだ。党名を変えようが何しようが、まともな理念や政策を提唱し、実践できなければ同じ事の繰り返しだ。それを理解出来なければ新党結成すら見向きもされない結果になりかねない。こういう話が出るとマスコミもそれなりに大きく扱うが、本質は「その程度」でしかないのである。せいぜい「新党の寿命がどの程度か?」が賭けの対象になる位であろう。