南北首脳会談、どう見るか?
文在寅と金正恩の「南北首脳会談」が行われた。最近の北朝鮮の態度の変化は「どうしたものか」とも思える。本気で世界との協調を考えてこれまでの言動を改めよう、と言うのであれば評価出来る部分も出てくるが、自分達の目的の為の偽装工作、なんて事も考えられる。
いずれにしても制裁による「圧力」が効いてきた事はまず間違いない、と見て良いだろう。安倍首相も判断は正しかった、と言える。
「核問題は米朝交渉」
と言うスタンスと変わらない。と、言うか6者協議などの枠を越えた、と言う意味で北朝鮮に巧く立ち回られた、とも言える。拉致問題への言及もなかった。トランプ大統領は問題提起を約束してくれたが、金正恩がどう対応するかは不透明である。
「朝鮮半島の非核化」
である以上、北だけでなく、南も含む、と解釈も出来る。即ち
「北朝鮮の核放棄と南北融和と引き換えに在韓米軍撤退」
少なくとも国会で安倍首相に無駄な時間を費やさせている場合ではない。また
と、先にアメリカの判断が出てしまっている。北朝鮮牽制に意図的に漏らした可能性もあるが、緊迫度に変わりはない。そんな中でも審議拒否やら新党結成、なんてやっている国賊野党が如何に阿呆か?否応なく理解出来るであろう。こんな連中は存在自体が国益に反する。
南北首脳会談は一定の成果があった事は間違いない。しかしその後の米朝首脳会談、また
「本当に北朝鮮が核放棄に向けて具体的行動をするのか」
を見極めないと真価は判断できない。裏で糸を引いている安倍首相の手腕に期待するよりないが、それすら理解出来ない阿呆がいる事自体「嘆かわしい」の一言に尽きる。こういう連中も北朝鮮の核同様、廃棄出来ないものか。