「鉄道の日」変更と言う韓国の小細工
韓国にも勿論「鉄道網」と言うものはある。そしてその「起こり」を記念する「鉄道の日」と言う記念日も設定しているのだが、それを
「日帝残滓」
として変更する、と言うのだ。
韓国の「鉄道の日」は1937年に制定された
「韓国初の鉄道となった京仁線の鷺梁津-済物浦区間の開通日(1899年9月18日)」
だったそうだがそれを
「大韓帝国鉄道局が創設された日(1894年6月28日)」
にする、と言うのが今回の「鉄道の日」変更の骨子である。
だが、そんな小手先の小細工をした所で歴史的事実を変える事にはならない。
韓国、と言うより朝鮮半島初の鉄道、と言うのは渋沢栄一によって敷設された。最初はアメリカ人実業家が手を付けたのだが、事業継続に支障が出て、日本はそれを受け継いだだけでしかない。また多くの主要幹線は日本の手によって作られた事に変わりはなく、しかも全線ではないものの、開業それ自体は
「日韓併合前」
に日本の資金と技術で行われたのである。例え韓国が「鉄道の日」をどう変更しようとその「事実」まで変える事は出来ない。
であり、路線そのものから変更しないと韓国人の言う「積弊清算」にはならない。勿論今更鉄道網を全部リセットして一から作り直す、なんて出来る訳もないので
「鉄道網は『日帝残滓』として韓国に永遠に残る」
事になる。「小手先の小細工」と言うのはそういう事である。
この一件を受けて歴史学界の一部では、「鉄道の日」の変更の趣旨には理解を示しながらも、「国軍の日」「警察の日」など他の記念日も同様に変更されかねないと懸念の声が上がっていると言う。それらをどうしようが韓国人の勝手だが、「日帝残滓」の精算を理由にするのであれば、
「国軍、警察と言った諸制度も日本の関与なしの自力では出来なかった」
事を自ら認めるに等しい。結局記念日を変更するのは
「自らの『惨めな歴史』」
を言外に認めているだけなのだ。鼻で嗤うしかない。
逆にそれらを潔く認めて
「過去はそうでもこれからは日本に追い付け追い越せ」