文在寅外交の暴走

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トランプ大統領、ペンス副大統領の表情が…

先日秘密裏に予定していた2度目の南北首脳会談を行った文在寅だが、アメリカからは

「韓国は深入りするな」

と釘を刺されていたのだと言う。

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これは韓国首相の李洛淵が訪問先の英国で記者団に

「非核化問題に関して韓国はあまり深く入り込まないでほしいと、米国が要請してきた」

と、述べたのだと言う。要請があったのは4月末の南北首脳会談の時で、

「韓国が乗り出して事態がもつれかねないという問題もあるが、米国にハンドルを握らせるのがいいという判断から、韓国政府は(最近)発言を自制している」

とか言いながら秘密裏に南北首脳会談を行ったりしているのだからアメリカが怒るのも無理はないだろう。

文在寅は22日に訪米してトランプ大統領と会談した。南北首脳会談は26日だったが、恐らくこの時点でトランプ大統領にその情報は伝わっていたのだろう。1ヶ月前に「北朝鮮核問題に韓国は深入りするな」と、釘を刺しておきながらこの様な事をされたのではトランプ大統領が面白い筈はない。だから冒頭の写真の様な表情で文在寅を出迎えたのではないだろうか?経緯はどうあれ韓国はアメリカの要請を無視した、と言う結果になるのだから。

トランプ大統領米朝首脳会談の中止を表明したのはその直後だった。韓国では米朝首脳会談に続きシンガポールでの米朝韓3国首脳会談、なんて皮算用まであると言うのだからトランプ大統領の「米朝首脳会談中止表明」はそういう皮算用を阻止する為の「工作の一環」だった可能性も考えられる。要請を無視した報復で文在寅の顔は潰しておきたかったのではないだろうか?だから中止表明後も会談実現に向けて調整しているのではないだろうか?

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※動けば動くほど問題解決は遠退く。

文在寅は「米朝の仲介者」を自認している様だが、実際には金正恩の代弁者としてしか機能しておらず、動けば動くほど北朝鮮シンパの本性が明白になり、アメリカから不信感を買うだけ、と言う現実を認識出来ないらしい。それでも韓国民は文在寅を「外交の天才」とか持ち上げていると言うからもう救いがない。そうやって北朝鮮に呑み込まれていくのは勝手だが、文在寅の「自称仲介」で北朝鮮ペースで問題が動くのも、韓国が北朝鮮に呑み込まれるのも日本にとっては迷惑以外の何物でもない。そこまで計算してこの様な動きをしているなら大したもので流石に侮れない存在だが、実際には「北朝鮮シンパ」の本性丸出しなだけで、他者の迷惑を顧みないだけの「独断専行暴走状態」なのだろう。口には出さないだけで安倍首相も内心不快に思っているに違いない。

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※日米首脳は文在寅に本音ではこう言いたいのだろう。

「バカと天才は紙一重」とは良く言ったもので、一見巧く立ち回っているように見える文在寅の外交も「愚行」でしかない、と言う事なのだろう。この際、在韓米軍を撤退させて北朝鮮に韓国を併呑させ、それを口実にアメリカの軍事行動、と言う手段で朝鮮半島を潰してしまう、と言うシナリオでも作って実行してはどうか?とも思えてしまう。それだけ文在寅の仲介者気取りは周辺国には迷惑なのである。「脅威は眼前の敵より無能な味方」である。安倍首相やトランプ大統領は何処まで文在寅の暴走に耐えるのだろうか?そっちの意味でも心配事が増えただけの文在寅外交であった、