ここがヘンだよ国連人種差別撤廃委員会
※反論は当然だ。
国連人種差別撤廃委員会とやら、日本に対する「審査」を行っている。ヘイトスピーチ対策やアイヌ案件が対象になる、と言うのはともかく、「何故か」所謂慰安婦問題が審査の対象になっており、国際的な誤解が解けていない現状を浮き彫りにしている。
そもそも「国連人種差別撤廃委員会」で慰安婦について審査する事からしておかしい。人種差別はあってはならない、売春は売るのも買うのも道理に悖る行為だ、と言う見解に異を唱える人は居ないだろうが、それらは全て「国連が出来てからの価値観」である。問題にしている慰安婦云々の件はそれ以前の出来事である。そして当時は「有色人種に対する白人の差別行為」は公然と行われていたし、日本では「公娼」は合法であった。実行当時合法だった行為は事後に違法となっても遡及しない、と言うのが「法学の大原則」だが、「国連人種差別撤廃委員会」はその原則を「日本に対してだけ」は無視している。それこそが差別行為そのものであり、そういう差別行為を平然と行う機関が差別問題を論ずるなど「ヤクザに反社会勢力を語らせる様なもの」だ。こういうのを「茶番劇」と言う。
※偉そうな事を言う前にまずは原理原則を理解しろ、と言う事だ。
「性奴隷という言葉は1990年代から国連機関で使われている」
※資料を調べれば「性奴隷」など最初から嘘出鱈目の類だと判るのだが…
審査に参加しているゲイ・マクドゥーガル委員(米国)は
「なぜ慰安婦被害者が満足する形で日本政府が謝罪と補償ができないのか理解できない」
「政府間の合意で、個人の要求を消すことはできない」
またマルク・ボシュイ委員(ベルギー)も
「被害者の立場が反映されていないという指摘がある」
「政府間の合意で解決はできない」
と、発言しているそうだが、こういう連中は「単なる阿呆」か「朝鮮毒まんじゅうでも喰わされた」かであろう。「強制連行」「性奴隷」が嘘出鱈目で実態は単なる戦時売春婦だった、と言う事、日韓請求権協定で「個人補償」は韓国政府が対応する、と規定されている事を見れば「日韓合意」以前の問題として
「今更問題視する事が問題」
と否応なく理解出来る事だ。また、当時のアメリカ公文書でも慰安婦の実態は判る筈だ。ゲイ・マクドゥーガルはアメリカ人のクセに自国の公文書の内容や15年もかけて調査して「性奴隷」の証拠を一つも発見出来なかった事、アメリカ最高裁で
※アメリカ人が何故自国の司法判断を無視する?
と、判決が出ている事を知らないのだろう。最低限の予備知識としてそれらを知っておいてから発言すべきであった。問題の本質を見極め、真実を明確にして問題解決を図る、と言うならまだしも、この連中は「偏った前提で」問題を提起され、半ば洗脳されたに等しい状態で審査に臨んでいるのだから話にもなるまい。30日に日本に対する勧告が公表される、との事だが、まず間違いなく日本の立場や主張を完全無視した物となり、韓国がそれを「国際社会の声」と喧伝して日韓合意の再交渉に持ち込む要素にするであろう。
※国連が日本に対して行う事は東京裁判の焼き直し。
「国連中心外交」
なんて提唱した愚物政治家が居たが、こういう国連の実態を見ればそれが如何に愚劣な思考であるかは理解出来るだろう。だからこそ日本としては現在成果の出ている「安倍外交」を継続して他国とは「二国間で」信頼醸成を行う必要があるのである。
※必要なのは「国連中心」でなく「安倍外交の継続」。サミットでこれだけ存在感を発揮した日本の首相が居ただろうか?