自民党総裁選に介入した野党議員秘書 - 大放言・毒を吐くブログはてな版

※野党からの支持は絶大。

「前代未聞の珍事」

が発生した。

自民党所属で福島県須賀川市議を務める渡辺康平議員、またその他複数の自民党須賀川市議に対し、野党系無所属の玄葉光一郎の秘書が電話を掛けて

「石破茂への投票を呼び掛けていた」

と言うのだ。玄葉光一郎は民主党政権時に外相を務めるなど自民党系の議員でない事は言うまでもない。それが何故自民党総裁選に介入してくるのか？渡辺氏は

「前代未聞だ。野党系議員が総裁選に口を出すのはあるまじき行為だ」

と、コメントしたが当然である。

石破茂としては国会議員票の殆どを安倍首相に押さえられている以上、地方票を掘り起こすよりないのが現状だ。だからと言って陣営が野党まで動員している、と言うのでは見苦しいにも程があるし、そこまでしなければならない、と言うなら最早勝負にならないので立候補を辞退すべきであろう。だが、この件に関しては

「全く知らない」

と言うのが石破茂の選対本部のコメントである。

※アンタは関わっていたのかい？

ならば石破茂の苦戦を見かねた玄葉光一郎サイドが自発的に「石破茂への投票要請を行った」事になるが、

「コメントする事はない」

と、「逃げ一辺倒」の姿勢をとっている。だが、

「自民党員でもないのに自民党総裁選に介入」

と言う「非常識な行動」を取ったと名指しで明らかにされた以上、秘書の行動が事実であるならそれは認めて謝罪すべきだし、秘書の独断なのか？それとも玄葉光一郎の関与があったのか？責任の所在は明確にすべきではないのか？また「何故その様な行動に出たのか？」も説明責任があるのは言うまでもないだろう。

「ノーコメント」

では「疑惑が深まった」と言う展開になるのは必至だ。

※疑惑は深まるばかりだ。

「実際にそうか」はさておき、石破茂は「正直、公正」を掲げて立候補した。玄葉光一郎が今回の自民党総裁選で石破茂推しであったとしても「自民党員でもないのに選挙に介入」した事が明らかにされた時点で推している石破茂が「公正でなくなる」と言う理解はなかったのか？それとも

「バレなければ大丈夫」

とでも思っていたのか？石破陣営からの依頼があろうがなかろうが、また玄葉光一郎の指示だろうが秘書の独断であろうが経緯はどうあれ

「玄葉光一郎の秘書がやったこと」

である以上、玄葉光一郎自身の「監督責任」は免れない。誠意ある対応は出来るのだろうか？玄葉光一郎の「モラル」も問われる一件である。

※玄葉光一郎に説明責任、監督責任があるのは避けようがない。

玄葉光一郎に限らず、野党としては「石破茂推し」の声は多いのであろう。選挙では勝てないし、安倍首相の政策は連中の掲げる政策とはベクトルが逆の「日本の国益に資する」政策だ。裏を返せば

「石破茂を自民党総裁、そして総理大臣にする」

と言う事はそれ自体が「日本の国益を棄損する」と言う事でもあるのだ。石破茂を自民党総裁、総理大臣にする等と言うのは「民主党政権を誕生させた」と言う「憲政上の黒歴史」に匹敵するかそれ以上の愚行だ。その認識だけは忘れてはならないのである。