逆ギレ偽善のサンフランシスコ市
吉村市長は昨年11月の段階でこの醜悪なオブジェが市有物でなくならない限り「姉妹都市関係は解消」と表明していたが、当時のサンフランシスコ市長が急逝し、後任の市長が就任するまで待っていた。7月に現市長、ロンドン・ブリードが就任。このタイミングで吉村市長は改めて「嘘出鱈目の記された碑文及び慰安婦像を市有物としない様に要請、回答期限を9月末としていた。だが、それまでにサンフランシスコ市から回答はなく、吉村市長は前言通り「姉妹都市関係解消」を通告したところ、サンフランシスコ市から「逆ギレ」とも言える対応がなされた。
姉妹都市関係解消、と言うのは確かに異例の事ではあるが、サンフランシスコ市の対応を見ていると
「まさか本気でそんな事はしないだろう」
とタカを括っていたら「本当にそうなって」「慌てて対応した」とも受け取れる。日本人を本気で怒らせると欧米人の発想にはない行動を「本当に」行うのだが、そういう事はお忘れの様だ。
「日本軍が女性を『性奴隷化』した証拠はアメリカ政府が15年かけて調査しても証拠は何一つ見つからなかった」
「戦時中の米軍の日本軍慰安婦に関する公文書を読めば『性奴隷』などと言う主張は嘘出鱈目」
「米国最高裁判決で日本に『謝罪も賠償も不要』と判決済み」
なのは否応なく理解出来る筈だ。それをしないで結論を出すのはどう考えても「誠意に欠ける」行動だし、それ以前に「公式に回答を要求した事案に対し、期限までに回答しない」行為の何が「関係強化に繋がる」と言うのだろうか?大阪市の抗議に真摯に耳を傾けず、事の真相を自分達で調べようともしなかったのはサンフランシスコ市側だ。大阪市側に非はない。
ロンドン・ブリードは「慰安婦像」と称する「醜悪なオブジェ」を
「性奴隷の恐怖に直面した全ての女性の象徴」
だと言った。だが、
※明らかに「日本軍慰安婦だけ」に言及している。
碑文の文章を読めば
「明らかに日本軍慰安婦だけを対象にしている」
事は誰の目にも明らかだ。「性奴隷の恐怖に直面した全ての女性の象徴」と言うならベトナム戦争時、韓国軍によって「性奴隷の恐怖に直面した」ベトナム人女性は何故含まれていないのだろう?加害者を「日本軍」としておけば証拠もないまま断罪するが、加害者が「韓国軍」だと証拠は明白なのに何一つ糾弾しない。
「性奴隷の恐怖に直面」
と言うのは何処の国の軍が加害者でも同じ筈だが碑文はそうはなっていない。ロンドン・ブリードは綺麗事を並べ立てていても碑文を読んだ事もなければ軍による性暴力の実態も知らないのだろう。知っていてこの対応なら「確信犯」であり、それだけで大阪市が「姉妹都市解消」する理由としては十分だ。本当に知らないのであれば自分で事実関係を調べてから対応すべきであったし、それもせずに綺麗事だけ口にするのは本人は知らないのだろうが世間ではそれを「偽善」と言う。
サンフランシスコ市が「どうしてこうなった」と言う話になると
「支那朝鮮系住民のせい」
とでも言うべきだろう。所詮連中など「健全な社会を蝕む」存在でしかないが、連中の「毒まんじゅう」から目を覚まして貰うには
「これ位の劇薬」
は必須でもある。その意味でも吉村市長の判断は「正解」でもあり、この先同様の事を防ぐ役にも立つ。そういう先例を作って洗礼を浴びせただけでも吉村市長の対応には「意味はあった」と言えるのである。