「一人前のつもり」の主権国家韓国の妄言
※一人前のつもりだったのか…
思わず「失笑」してしまう記事であった。
「なぜわれわれは米国にばかり従うのか。それでわれわれは主権国家といえるのか」
「米国が望むことを全てやらなければ韓米関係は改善しないのか。そうではない」
「互いを主権国家として見るべき」
等と述べたと言うのだ。そしてその上で
「われわれが独自制裁に縛られていては、全ての交流・協力が終わってしまう」
と、主張しているのだそうだ。
韓国が北朝鮮に課している独自制裁は北朝鮮による哨戒艦撃沈事件を受けてのものである。この事件で沈没した哨戒艦「天安」の乗組員46人、そして捜索に関連して10人が犠牲になっているのだが、罪なきそれらの犠牲者の事より「北朝鮮との友好」の方が大切らしい。この事件、米海軍太平洋艦隊司令官を務めたパトリック・ウォルシュ氏は
「全ての証拠が北朝鮮がしたと証明しているのに、多くの韓国人が『原因は別にある』と信じていたことに大きな衝撃を受けた」
と述べているが、日本に対しては「ありもしない事実を捏造してでも恨み続ける」のに北朝鮮に対しては「あった事実を否定してまで恨みを簡単に忘れる」らしい。そういう所が韓国が国家として「信頼されない」原因なのだがそれなり以上の重職にある政治家がそれを理解出来ない、と言う事が
「韓国が国家として一人前扱いされない」
理由である。
同時に文正仁は対北独自制裁について
と、主張しているが、
「自分達で決めたルールを自分達で守れない」
のだから話になる筈もない。また、
「前政権も制裁違反していたのだから自分達もそうして構わない」
「北朝鮮への制裁継続」
「国際社会の流れに逆行する」
動きである事に変わりはない。そういう理解もないのにどうして「一人前」扱い出来ると言うのか?韓国が一つの「主権国家」なのは誰の目から見ても明らかだが、「一人前かどうか」はまた別の問題だ。少なくとも
「一人前」
とアメリカは見ていないからこそ、その様な対応になる、と言うのが答えなのだが、ヒヨッコが幾ら吠えても言動に品格や責任が伴わなければ「ヒヨッコはヒヨッコのまま」なのだ。文正仁には先ずは「己の身の程を知る」事をオススメしたい。
そもそも「建国」からして「自力で独立」ではなく、「アメリカによって『独立させられた』」と言う方が表現としては適切だし、最貧国レベルから脱却出来たのは「日本の支援」の賜物である。だが、韓国人はその「事実」を決して認めようとはしない。妄想の産物を信じ込み、
「何が事実で何が虚構か」
「中身が伴っていなければ意味がない」
のだが、その意味を理解していない。…誰が「まともに相手にする」と言うのだろうか?
アメリカの「韓国に対する不信感」は恐らく日本の想像を越えているだろう。このままでは
「在韓米軍不要論」
が幅を利かせても不思議はない。そうなった時に韓国がどうなるかは見物だが、その時それでも
「在日米軍不要論」
など言えるだろうか?
「憲法9条が日本を護ってくれる」
と言えるだろうか?
事が目の前に迫ってから焦って対策を考えるのは二流のする事だ。そうなる前に対策を練る事が求められているのである。韓国は「他山の石」である。