安倍首相が意図的に文在寅を放置した意味


※この様な多国間会議での2国間会談には多くのチャンスがある。

安倍首相のシンガポール、オーストラリア、パプアニューギニア歴訪は無事終了した。「ASEAN+3」や「APEC」等の多国間会議だけでなく、個別の首脳会談も多数行われたが、5日間の外遊で文在寅とは「ちょっとした接触」はあったものの、正式な意味での「首脳会談」は韓国とは行わなかった。どうやら

「敢えて無視」

と言う戦略だった模様だ。


安倍首相が文在寅接触したのは5日間の外遊で延べ4回。
シンガポールでの対応。

と、言った具合である。何れも

「挨拶程度の立ち話」

と、社交辞令の域を出ないものと思われる。文在寅としてはこの様な機会に予定にはないものの、「首脳同士の直接のやり取り」で自称徴用工関連の出鱈目判決について何らかの意思表示を図ろうとしたのかも知れないが、安倍首相の対応は限りなく「無視」に等しいと言える。これで

「語らずとも怒り心頭」

と言うのを認識しないのであれば文在寅は「空気の読めない男」だと断定しても差し支えないだろう。安倍首相としても幾ら相手が文在寅とは言え、そういう対応は本意ではないかも知れない。だが、文在寅

「そうでもしないと理解できない」

と見定めてこの対応ならば文在寅は早急に日本の怒りを鎮める対応をしないと安倍首相が「思いもよらない手段で報復」してくる可能性を認識しておくべきだろう。

※「自由と法の支配」に繰り返し言及した意味を文在寅は悟るべき。

安倍首相は一連の会議で

「『自由と法の支配』を繰り返し」

説いていた。勿論それが他の多くの出席者から賛同を集めたのだが、それを理解出来ないのは支那朝鮮位なものだろう。自称徴用工関連の出鱈目判決を「国際法違反」と断言した上でこの様に述べているのは

「首脳会談をしたいなら国際法を遵守出来るようになってからにしろ」

と、暗に文在寅にメッセージを送っているとも思える。…その意味を文在寅が理解出来るかはまた別問題だが。また、そう解釈するなら直接明確に安倍首相から文在寅に伝える必要はなかった訳だ。

APEC史上初の事らしい。

APECの首脳会合で議長を務めたパプアニューギニアのオニール首相はAPEC首脳宣言の採択を断念した。APEC初の異例の事態だが、原因はアメリカと支那の「通商対立」だった。参加国の大半がアメリカと支那の「板挟み」になった形だが、これに関して安倍首相が「助け船を出した」様子は確認できない。サミットなどでは議論で孤立したアメリカに助け船を出した、なんて話はあるが(これでオバマ前大統領は安倍首相を信頼する様になったらしい)、今回は何らかの動きをしたのだとしても結果には結び付いていない。

表向きには「WTOのルールに従うべきだ」と、双方に「自制を促した」だが、このAPEC会合では首脳宣言の文言を巡って支那代表団が自国に有利な文言を取り入れさせるべくパプアニューギニア外相の執務室に「乱入」しようとしたが報じられている。相変わらずの支那の無法ぶりだが、安倍首相がそれを知って「採択断念」を入れ知恵したのだろうか?だとしたらそれ自体が支那へのメッセージとなる。それなら「良い仕事をしている」事になるのだが…

いずれにせよ安倍首相は文在寅

「法の支配」

と言う価値観を受け入れるか否かの踏み絵を突き付けた、と言える。文在寅の対応は見物だが、この阿呆はその意味を理解しているのだろうか?理解しているのであればそれ相応の対応がなされる筈だが、理解出来ない、又は理解したくない、と言うならこのまま反日路線を貫く事になる。既に取り沙汰されている「国際司法裁判所への提訴」どころでは済まないだろう。我々の思いもよらない手段で「制裁」を発動するかもしれない。文在寅反日なのは勝手だが、「一番怒らせてはならない相手を怒らせた」事は自覚すべきだ。その報いに耐える覚悟があるなら反日を貫けば良いが、そこまで肚は据わってはいまい。中途半端で大火傷、それが文在寅の末路になるのであろう。所詮は「三流」である。

文在寅には手遅れかもしれないが。