嗤うしかない韓国の歴史認識


日韓併合前後の写真を見比べれば事実は明らか。

ブログのネタ探しで見付けた「オモシロイ」コラムである。先ずは御一読頂きたい。


コラムは韓国文化財庁が日韓併合前、朝鮮王高宗が一時王宮を離れ、ロシア公使館へ逃れた事があった時に高宗が通った、とされる道を

「高宗の道」

として復元したのだと言う事を挙げているのだが、同時に

「当時アメリカ公使館が作成した地図に『King's Road』と記されていた」

事を根拠に挙げていたのだが、実際には

「現代の地図と過去の地図を組み合わせた」

出鱈目な代物だった、と言うのだ。しかも当初その「過去の地図」は何故か公開されず、最近になって公開されたその地図も、コラムが言う「正体不明の現代の地図」も

「既に市場で流通している」

代物だったと言うのだから、もう笑うしかない。

韓国文化財庁と言えば言うまでもなくれっきとした「国家機関」である。それが自国の歴史も正確に語れない、「それが韓国」なのである。そんな体たらくでどうして他国に歴史認識を問題に出来ると言うのだろうか?

※明確な証拠があっても韓国人は日本統治の良いところを認めない。

…コラムでは朝鮮王宣祖(秀吉の朝鮮出兵時の朝鮮王)について宣祖の即位後25年の記録が消失していたため、後に偏った内容の物が作られたが、後世にそれを修正した話が取り上げられている。編集を手掛けた蔡裕後の

「一時代を卑怯にも継ぎはぎした部分に対し、修正するほかなかった」

「新旧本を全て保存して参考にするようにした」

と言う発言を「間違いを認めて修正し、間違いまでも保存する事」とし、それを

「歴史を記録する正しい姿勢」

としている。それ自体は決して間違いではないが、それならどうして日本統治時代もその様な姿勢で向き合う事が出来ないのだろうか?

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※別人だと判明し、教科書から消えた肖像画

国を問わず、「今まで当たり前」だった歴史認識が一夜にして「誤り」とされる事は決して珍しい事ではない。日本だってかつて源頼朝足利尊氏武田信玄だとされていた肖像画が後の研究で「別人」と判明し、教科書から忽然と消えた、なんて事もあった。歴史が誤って伝わり、現代人が誤った歴史認識を持ってしまうのは一概に現代人の責任とは言えない。新たな歴史的事実が判明し、認識を改める事は「恥」ではなく、素直に認めて改めれば済む話なのであるが、韓国人にとってはそれは「恥」なのだろう。荒唐無稽な嘘出鱈目を押し通してでも「一度持った歴史認識」は絶対なのだろう。それこそが「歴史に対する冒涜」だが、この国の多くの人はそれを理解していない様だ。こういうコラムが「きっかけ」になれば、とも思えるが、それでどうにかなるなら韓国は最初からこうなってはいない。それでもそう言える人がいるだけまだ救いの目はあるのだろう。

いずれにせよ韓国文化財庁の御粗末ぶりには嗤うしかない。こんな調子では

「国宝にした文化財が偽物だった」

なんて事が起きても不思議はない。韓国と同じ穴の狢にならぬ様、日本も気を付けなければならないのである。