嘘に嘘を重ねる韓国海軍の釈明
日韓関係に更なる悪化をもたらしている「韓国海軍火器管制レーダー照射事件」、韓国側の嘘釈明はまだまだ続く。
と、謎の主張を始めた。
韓国軍は20日正午ごろ、北朝鮮の船舶が遭難したとの連絡を受け、火器管制用レーダー(MW08)の「対艦用モード」を稼働させた。一般航海用レーダーより精密な火器管制用レーダーを使って小さな北朝鮮船舶を捜索しようという考えだった、としている。「対艦用モード」で起動されたレーダーがどうして上空に到達するのだろうか?しかも現場は
「大和堆南側の日韓中間水域」
としているが、
そもそも目的が「船舶捜索」なら火器管制レーダーが上空に照射される筈もない。捜索対象の北朝鮮遭難船には飛行能力があったとでも言うのか?
また現場の位置も
「日韓中間水域」どころか明らかに日本の「すぐそば」である。こんな所に韓国海軍の艦艇がいる事自体不自然だ。北朝鮮遭難船捜索を口実に韓国海軍駆逐艦が領海に接近、自衛隊が「領海に入らないよう」警告しようとした所(若しくは公表されていないだけで警告した後)、韓国海軍の返事が
「火器管制レーダー照射」
だったのではないか?とさえ思えてくる。
また韓国側は
「自衛隊機が威嚇飛行した」
そもそもP1哨戒機はあくまで「哨戒」任務の為の機体であって単独で艦艇と対峙できる戦闘力は最初から想定されていない筈だ。だから「哨戒機に威嚇された」と言うなら
「どれだけ韓国海軍がヘタレだったか」
を自身で主張しているに等しい。「嘘を貫く為」とは言え惨めにも程がある。
韓国側は「全レーダーを作動させたのは天候が悪かった為」としているが、事件発生当時の天気図は上記の通り。能登半島の北に雲はない。しかもこの時、波は1~2mだった。韓国海軍は波が2mを越えると機能不全に陥るのか?
これらの反証は軍事専門家の出番を待つまでもなく、ミリオタがネットで公表している反論で十分にされているものだ。韓国軍は日本のミリオタにも劣る程度、と言う事か。
日韓局長級協議でこの問題が話し合われる、と言うが、ここで半端な対応を受け入れてしまうのでは本末転倒だ。韓国側はこの事件が明るみになった際、
「日本が抗議した、と言う事実を公表しない様に要請」
してきたと言う。疚しい事がないなら、そしてその抗議を反証出来るならそういう態度は最初からとらない。何か負い目があるから、と言う裏返しだ。開き直っていつの間にか自分が被害者を装ういつものパターンだ。この件で下手な妥協はしない方が良い。最早韓国は「友好国」ではなく「敵国」なのだから。