火器管制レーダー照射事件、責任転嫁と逆ギレに走り出した韓国

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※責任転嫁の典型例。

24日に日韓局長級協議が行われたのだが、

韓国海軍による自衛隊機への火器管制レーダー照射」

に関しては韓国が「逆ギレ」してきた模様だ。

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韓国側はこの場で何故か「日本の対応に不満」を表明したらしい。しかも

自衛隊機が低空飛行してきたので光学カメラで撮影しただけ」

と、「レーダー照射」の事実を一転否定してきた。

だが、軍事ブロガーJSF氏の記事によると

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問題の「火器管制レーダー」は画像後方の「STIRー180」と言うレーダーの事だそうだが、

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※STIRー180、こっち向いてる…

そのレーダーが正面を向いているのが判る。このレーダーは他のレーダーの情報を得てから目標に志向する、と言う性質のものだそうで、そこから考えると搭載している他のレーダーからの情報を得て火器管制レーダーが動いていた事は間違いないだろう。その他のレーダーではMWー08と言うレーダーが

「回転しながら全方位にレーダーを照射する」

性質があるので、

「MWー08で自衛隊機を捕捉→STIRー180稼動」

と言う流れになっていた事は想像に難くない。

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※哨戒機は動き続けていた訳だが…

そしてそのレーダーは「数分間、複数回照射された」と言う。その間哨戒機は当然飛行し続けていた訳なのだから位置は変化し続けていた。それにも関わらず「火器管制レーダーが複数回照射された」と言う事は

「火器管制レーダーで自衛隊機を追尾していた」

状況証拠に他ならない。そして撮影方向正面を向いたSTIRー180、「クロ」だと断定しても差し支えない内容である。

防衛省が周波数など、「火器管制レーダー」と特定出来る証拠を提示すればそこまでなのだろうが、それを公表するとP1哨戒機の能力を明かす事になるので公表しないのだろう。だが、収集したデータは自衛隊だけでなく在日米軍にも提供されているのではないだろうか?在日米軍も分析して自衛隊同様の結果が出たからこそ

「事実関係の公表」

の決断を後押ししたのではないかとも思える。

いずれにしても韓国側が事実関係を認め、謝罪し、責任の所在を明確にして関係者を処分しない限り何らかの制裁を加えるべきだろう。例えば韓国軍の寄港拒否とか、交流停止など、「すぐに出来そうな」手段は存在する。韓国の言い分を一つでも認めるとそこに付け込んで図に乗るのは判りきっている。日本には「そうさせない」対応が求められていると言えるだろう。