「韓国人の交渉術」は事実だ。
※「事実の指摘」は差別とは言わない。
24日に放映されたフジテレビ系の番組で韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事件に関連して
「韓国人の交渉術」
として列挙した解説が
「差別だ」
などと批判の対象になっているらしい。
報道ではソウル在住の産経新聞記者の話として
・強い言葉で威圧
・周囲にアピール
・論点ずらし
と言う3点を列挙している。コレが一部で「差別」と批判されているのだが、そういう連中は
「木を見て森を見ない」
視野狭窄の類でしかない。これらは「事実の指摘」でしかなく、そもそも問題が「韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事件」と言う明らかに「公益に関する事象」についての論評の一環なので「名誉毀損」には該当しない。
実際に韓国はこの「火器管制レーダー照射事件」で自衛隊の主張に対し、事実関係を「証拠を挙げられても」認める事なく、逆に自衛隊を強く非難した。…それも嘘出鱈目を並べ立てた上で。そして内容はさておき、「反論動画」と称して多数の言語で自分達の正当性をアピールした。そして問題の核心は
「韓国駆逐艦が火器管制レーダーを照射したのか否か?」
なのに
「自衛隊機が韓国艦艇を低空威嚇飛行した」
と主張して話をすり替えている。…どう見ても報道は「事実の指摘」以外の何物でもないし、コレを「差別」と言うなら韓国を批判する事など出来なくなる。事件それ自体も、またその後の対応にも日本側に「一切の非はない」。こういう事を言う連中は「それでも韓国の批判はしてはならない」とでも言いたいのだろうか?
この様な韓国の対応は今回にに限った話ではない。「日本に対して」だけでもない。国際問題で「韓国に非がある」場合、韓国の対応にはこの様なケースが見られるのだ。
※ご記憶されている方もいるだろうアシアナ航空着陸失敗事故。
2013年7月にアメリカ・サンフランシスコ空港で韓国・アシアナ航空の旅客機が着陸に失敗して死者2名、負傷者180名余りを出す事故を起こした事をご記憶であろうか?事故原因は「韓国人パイロットの操縦ミス」と結論されたが、この事件に対する韓国の対応は以下の通りであった。
※Wikipediaより(NTSB=米運輸安全委員会)
縦桿を握っていた副操縦士はボーイング777型機については飛行時間はまだ43時間で慣熟訓練中であり、訓練教官役となっていた機長も事故発生の20日前に教官としての資格を取得したばかりで、本便が資格取得後初の訓練教官役としての搭乗だったと言う。それ故か
「操縦士が、機器の操作を誤り、着陸に必要な高度とスピードを保てず、またそのことに気づくのが遅れたため、着陸のやり直しができなかった」
事が「事故原因」と断定されたのだが、韓国側の対応は「事故原因はパイロットの操縦ミス」とは一切認めず、逆に
「ボーイング機は欠陥機体」
「アシアナ航空は寧ろ被害者」
と大々的に宣伝した。上記5項目の対応は冒頭に挙げたパターンに見事に一致する。勿論
「事故原因は何だったのか?」
と言う「真相究明」への姿勢はそこには一切ない。
この様な報道がされていたが、この「5項目の対応」を掲げた文章そのものは日本語サイトにアップされる事はなかったと言う。だが、この件一つを見ても問題になっているフジテレビの報道が「差別を意図したもの」でもなければ「韓国を貶める意図」で偏向、歪曲したものでもない事は明らかであろう。
「問題視する事が問題」
だと結論できる。
また、この報道を問題視する連中は
・人種・性別・職業・境遇・信条などによって取り扱いを差別しない
・人種・民族・国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない
・人種・民族・国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない
と言う民放連の放送基準に抵触する可能性を指摘しているが
「相手国が『自分達に都合が悪い事は報道するな』」
と言えば報道してはならないのか?そんな態度で
「真実を追求する」
ジャーナリズムの本質を達成できるのか?人種、性別、職業、境遇、信条で差別があってはならないのは当然だが、相手国に都合の悪い事でも「事実は事実」として堂々報道しなくては却って相手国を誤解する事にもなりかねない。尤もこの手口、日本でも野党が多用する手法なのでコレを「報道」されてしまうと同じ手口で政権批判がやりづらくなる。真っ先にこのネタを記事にしたのが朝日新聞系列なのを考えると本音はその辺りにあるのかも知れない。いずれにしても「マスコミの闇」は相当に深いものなのである。