日韓WTO紛争、韓国敗訴の見通し

※また頭痛のタネが増えたな。

本日3月11日は東日本大震災の日。「あれからもう8年」である。改めて全ての被災者の方々に哀悼の意と御見舞いの意を表したい。

東日本大震災で多くの被災者の方々が受けた被害からすれば東京で不肖筆者の受けた被害など微々たるものだったが、あの日、丁度米を切らしていて勤務終了後に買いに行く筈だった。だが、その後1ヶ月、米が手に入らず、100%麦飯で凌ぐ事になったのは不肖筆者にとっても災害対策の重要性を身を以て思い知らされた一件だった。地震で自宅の食器棚が倒壊し、扉のガラスが割れたが、敢えて買い換えず、未だに応急で目張りしたままの状態で使い続けている。個人的に震災を忘れない為である。

個人的な話はさておき、震災、そして津波によって起きた福島第一原発事故は未だに大きな爪跡、だと言える。一時は福島産の農産物、水産物が完全に店頭から消えてしまったが、最近ではキチンと出回る様になってきてはいるものの、震災前の水準、と言う印象はスーパー等で商品を見ている限りではまだまだ実感できない。

原発事故を受けて一部の国が「福島産食材」を輸入禁止にするなどの措置を取ったが、科学的に安全性が証明されるに至ってそういう事態も解消されつつある。だが、何処の国とは言わないが、韓国の様に科学的根拠を信頼しない国もある訳で、日本は韓国が継続している「福島及び近隣県からの水産物輸入禁止措置」をWTOルール違反として提訴していた。この件、2審制の1審では日本が勝訴、韓国が上訴していたが、この度、最終判断でも「韓国のWTOルール違反」の判決が出る見通しとなった模様だ。

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※勿論「その答え」とは「輸入禁止措置解除」である。

日本のメディアの「希望的観測」による「日本勝訴の見通し」ではなく、韓国メディアによる「韓国敗訴の見通し」と言う観点での記事なので、信用しても差し支えあるまい。韓国敗訴の理由は記事でも指摘されている様に

「日本産水産物の危険性を韓国は『WTO基準での科学的根拠を提示出来なかった』」

からである。判事の買収でもしていない限りその一事で日本の勝訴は確実であると同時に福島産の水産物も「国際基準で安全」と言う事になる。日本人で「福島産食材の危険性」を今更気にする人はごく少数であろうが、改めて

「福島産食材は安全」

と言っておきたい。不肖筆者がよく買い出しに行くスーパーでも福島産のカレイやシログチなどが店頭に並ぶ事がある。購入して食べてみたが普通に美味である。

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※福島の人々の努力は必ず報われる。

判決が出るのは4月11日なのでまだ「勝訴確定」ではないが、予想通り日本の勝訴だとしても即座に「輸入禁止措置解除」とはならない様だ。平均で8ヶ月、と言うから恐らく年内一杯は「猶予期間」と言う扱いになるらしい。韓国による独自の基準緩和や日本との協議で現在の措置に代わる新たな措置の範囲や開始時期を決める事になる、と言うから「韓国の全面敗訴」でもそうやって抵抗するのだろう。

だが、現在韓国の「対日外交」は全く機能していない、と言うのが現状だ。理由は言うまでもなく「自称元徴用工」関連の国際法違反の異常判決や「和解・癒し財団解散」などの慰安婦合意違反、また韓国駆逐艦による「火器管制レーダー照射事件」での異常対応など、韓国自身の「反日活動」がその原因である。

協議が行われず、韓国政府の独自措置がなされたとしても日本が

「韓国側の措置はWTOルール上不十分」

として再提訴→勝訴確定、と言う展開になれば日本は韓国に対し、

「韓国からの輸入品に高関税をかける」

等の「報復措置」を合法的に行える様になる。しかも「韓国側の対抗措置は殆どない」と言うから、ここは是非ともそういう展開になって貰いたいものである。

「福島及び近隣県の水産物輸入禁止」と言う韓国側の措置は文在寅が大統領になる前に行われているので文在寅に「措置を決めた」責任はないが、

「問題を軽視し、無意味な『反日』に拘って対抗策を無くした」

責任は当然文在寅にある。

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文在寅にそれが出来るかどうか?

文在寅がこの件で「反日活動の愚かさ」を身を以て知り、以後の言動を慎むならまだ救いの余地はあるが、この阿呆の場合、「それでも理解出来ない」と言うのが関の山であろう。韓国側の対応は見物だが、文在寅がこの期に及んで「反日の愚かさ」を理解出来ないのであれば日本も韓国を完全に「見棄てる」べきである。それは同時に

「韓国とは付き合う価値はない」

と言う事実を日本も「身を以て」知る、と言う意味でもある。既に「嫌と言う程思い知らされている」のが現状だが、コレでも理解出来ない日本人も文在寅同様の「相当の阿呆」である。その意味を噛み締めつつ

「日本全面勝訴」

WTO判決を待つべきである。