失敗に終わった文在寅の「米朝仲裁」

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※ちょっとは己の「身の程」を知ったか?

北朝鮮が15日に

米朝交渉中断を検討」

と表明した。

その真意は不明であるが、米朝交渉を優位に進める狙いの「揺さぶり戦術」と見る事は可能であろう。金正恩自ら出向いても

「制裁解除」

と言う最大の目的は失敗に終わった。このままでは金正恩の面子が立たないのは明らかで、それは北朝鮮にとっては

「あってはならない事」

である事は間違いないだろう。

少なくとも「制裁を一部でも解除」それが叶わなくても「アメリカから譲歩を引き出す」と言った「成果」を得るまで北朝鮮の「揺さぶり戦術」は続くだろう。だが、ここでアメリカを本気で怒らせたらどうなるか?それは金正恩が誰よりも理解している筈だ。ミサイル発射などして更なる制裁強化や軍事攻撃を招いたりすれば「破滅を自ら求める」様なものだ。そういう見境が付かない状態であれば「既に終わっている」のだからどの道金正恩には「破滅」以外の選択肢はない。

だが、この北朝鮮高官の発言で

「世界で一番バカを見た」

のは文在寅であろう。

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※たった一言で文在寅の努力は水泡に帰した。

米朝交渉の中断を検討」発言と同時に北朝鮮は韓国について

文在寅は朝米対話のため苦労しているが、南朝鮮は米国の同盟であるため『プレイヤー』であって、『仲裁者』ではない」

と、論評。北朝鮮からすれば今まで文在寅が「仲裁」としてしてきた事は

「所詮はアメリカの指示によるもの」

程度にしか受け止めていなかった、と言う事だ。端から見ても「文在寅北朝鮮愛」は「本物」なのは明らかなのだが、当の北朝鮮がそう受け止めてはくれていなかった。

文在寅金正恩の首席報道官」

とまで言われ、世界を敵に回してまで金正恩を弁護して結果がコレである。「韓国」と言う国家の信用云々以前に文在寅北朝鮮から見ても

「信用に値しない」

薄っぺらさなのだろう。

韓国大統領はこの手の失敗を繰り返す。朴槿恵も「アメリカと支那のバランサー」を志向して失敗し、双方の不信を生んだだけだった。過去の教訓に学ばないからこうなる。文在寅もコレで否応なく己の身の程を知る事が出来たであろう。己の分は知ってそれに見合った言動をすべきである。