文在寅の親北政策の結果
※この時点で文在寅は「騙されていた」と言う事か。
文在寅が「金正恩の首席報道官」と揶揄される程北朝鮮に傾倒しているのは「誰の目から見ても明らか」であろう。国際社会の「白眼視」など何処吹く風、と言わんばかりに平壌詣でを敢行し、「平壌共同宣言」なる共同声明を発表し、「外交成果」と言わんばかりだったが、その「平壌共同宣言」から半年。宣言の合意項目はどうなったのか?
結果は「爆笑」ものだった…
「平壌共同宣言」には具体的な合意内容が13項目あったと言う。合意から半年、その進捗状況は?と言うと実現したのは
「年内に鉄道・道路連結の着工式を行うこと」
のみだと言うから「御粗末」にも程がある。しかもこの「南北の鉄道・道路連結工事」は北朝鮮制裁違反に該当するので「現状では着工不可」である。従って「着工式そのもの」に意味がない。
それどころか
・南北軍事共同委員会の稼働
・金剛山に離散家族の常設面会所を開所
・離散家族の映像による面会とビデオレター交換問題の解決
・平壌芸術団のソウル公演実施
・東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台の永久廃棄
・金正恩のソウル訪問
など全く履行されていない。特に「東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台の永久廃棄」については永久廃棄どころかその真逆の「再稼動」の動きすら報道されている程だ。
その一方で「平壌共同宣言」に付属する「軍事分野での合意」は北朝鮮の希望通りスムーズに履行されている。何せその一つである「軍事境界線付近に飛行禁止区域を設定」などアメリカにも相談せずに勝手に合意し、アメリカの不信感と怒りを招いた。
つまり結果として韓国は
が、北朝鮮は
「南からの『軍事的脅威』の低減」
「南北問わずこの民族が『約束を平気で破る』」
事に変わりはない。
※第三者による的確なツッコミ。
「北朝鮮への制裁緩和」
を訴えたが、誰からも相手にはされなかった。相手の言い分を100%信用する「究極のお人好し」でもない限り現状で文在寅の主張に耳を傾ける首脳クラスの人間など有り得ないし、そんな奴が首脳の国は速攻で他国の食い物にされ、様々な意味で修羅場を迎える事になる。文在寅が対北朝鮮で直面している現実が「まさにそれ」なのだが、本人は事此処に至ってもその意味は理解出来ない模様だ。
北朝鮮は合意に背いて黄海一帯の海岸砲の砲門を開いたままにしたり、NLLを否定する行為である「不当通信」を行ったりしていたそうだが、これらの行為に対し、韓国側は何故かほとんど抗議しなかった。それどころか
「北朝鮮が海岸砲の砲門を開いていたのは技術的な理由」
「湿度を調節するために砲門を開いていたようだ」
等と目の前の挑発行動に対し、通常の思考回路では考えられない釈明を行う様になってしまっている。既に「末期的症状」であり、早急に文在寅をクビにして親米反北の人物を大統領にしないと韓国に先はない。ここで賢明な判断が出来るか否か?韓国の岐路である。