竹島問題で領土議連が動く

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※「竹島は日本領」と言うのは疑問を差し挟む余地すらない。

昨年韓国の国会議員21人が竹島に「不法上陸」する事件があった。勿論「不法上陸」は犯罪行為なので、該当する議員共は如何なる名目であれ、来日した瞬間に「逮捕・身柄拘束」して裁判にかけてその罪を問うべきであろう。そういう対応でもしないと国際社会には「日本の竹島に対する領有権の本気度」は伝わらない。

この度、超党派議連「日本の領土を守るため行動する議員連盟」(領土議連)がこの「竹島に不法上陸した韓国国会議員21名」に

竹島が日本領」と言う証拠となる文書や資料を送付するのだと言う。

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竹島が日本領」だと言う「動かぬ証拠」は幾らでもある。例えば1806年に作成された「華夷一覧図」。地形など実際と異なる部分はあるものの、19世紀初頭の時点、と言うか地図の製作期間を考えれば18世紀末には日本は「択捉島」「竹島」「琉球」「小笠原諸島」を自国領だと認識していたのは明白だ。ただ、当時は竹島を「松島」、そして現在韓国領の鬱陵島を「竹島」と呼んでおり、それが反映された形になっているがいずれにしても

竹島は日本領」

と言う認識が江戸時代からあった事に違いはない。

※江戸時代には「竹島は日本領」と言う認識があった。

また、1899年刊行の韓国教科書の「大韓地誌」では「大韓帝国の領土」について

「東経130度35分」

を東端としている。竹島東経131度52分。1899年の時点で韓国が「竹島は自国領でない」と明確に認めている。

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※韓国の学校教育で「竹島は自国領でない」と教えていたのだが…

この「大韓地誌」は日本人による朝鮮半島の地理研究の結果をベースにしているらしい。それ故韓国側は

「日本人の主張がそのまま反映されただけだ」

と反論しているらしい。だが、著者は朝鮮人であり、そもそも製作にあたって「日本人の研究成果をベースにした」と言うのは裏返せば

「当時の朝鮮には自国領地理のまともな研究者や研究成果がなかった」

と言う事だ。それらがあるなら日本人の研究成果をベースにする必要はない。現在やっている様に日本の言い分とは無関係に自国に都合良く捏造でも歪曲でも出来た筈だ。要は「捏造や歪曲すら出来ない程無知蒙昧だった」と言うだけの話だ。それでいて「昔から実効支配していた」と言う認識が持てる訳がない。

昨年既に領土議連は竹島に不法上陸した韓国国会議員に質問状を送付している。この時は13人を対象にしたそうだが、黙殺が1通、残りの12通は開封後に返送されたそうだ。少なくともまともな回答が出来なかった事だけは確かだろう。

日韓議連、領土議連の爪の垢でも煎じて飲んだらどうだ?

領土議連のこの様な対応は基本的には支持出来るものだ。日韓議連の連中には領土議連の議員の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものだ。少しは「同じ国会議員」として「その差」を痛感して貰いたい。

領土議連もその様に動くなら例えば日韓議連を通じて「この件での対象の韓国国会議員との公開討論会を申込む」なんて事をしても良いだろう。日韓議連もただ「仲良くするだけ」の方策を話し合うだけが能ではない。現状では竹島問題は「日韓関係の癌」である事に変わりはないのだから、問題解決の窓口になる位の事をしてこそ「日韓議連の存在価値」も出ると言うものだ。

また、竹島に不法上陸した韓国国会議員21名に資料を送付するならその対象の韓国国会議員の氏名や送付した資料の内容、そして各々が送付された資料に対してどう対応したのか?また、どんな反論があり、領土議連がそれをどう論破するのか?と言った事を逐一公開して世界に向け発信すべきだ。そうする事で韓国側が「自分達の領土」と主張する島に対する領有権の根拠のなさや対応の情けなさを自ら証明する事になる。政府もそこに連携して大々的な宣伝戦を行ってこそ国際社会を味方に付ける事が出来る。そういう対応を期待したい。