韓国は「トランプ大統領との付き合い方」以前に「約束を守る」事から始めるべきだ

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トランプ大統領と一番巧く付き合えるのは安倍首相だ。

先月のトランプ大統領の訪日、「日米蜜月」を世界に強くアピールする事に成功した、と言えるだろう。勿論日米間にも貿易問題など簡単には解決できない問題も存在する事は確かだが、今回のトランプ大統領訪日はそれらの難題を解決する事より「日米蜜月」を世界に、特に支那朝鮮へ見せ付ける事でアジアの平和と安全は「日米主導で行う」事を宣言している様なものだと言える。

そんな日米尻目に「米支」「米朝」の「仲介者」を自称する韓国だが、どうもこの国は官民揃って「事態を理解する能力」が欠如している様だ。

韓国・中央日報は日本の報道を引用する形で日本の外交が

トランプ大統領と巧く付き合える」

事で高まっていると評している。2017年に来日した外国首脳は17人だったが、2018年には一気に42人へと急増した。そして今年は既に明らかになっている訪問予定まで含めれば昨年を上回る事は確実、なのだそうだ。

そんな外国首脳らの来日目的は勿論日本との付き合い、と言うのも当然あるだろうが、共通する関心事の一つに

「どうやったらトランプ大統領と巧く付き合えるのか?」

と言うのがあるらしい。

※常人では巧く付き合うのは難しい?

トランプ大統領は「アメリカの国益にならない」と判断すれば既存の合意や条約でも見直しを平然と迫る。しかも怒らせたりすれば何を仕出かすか予測する事も難しい。実力もないのにそういう真似をする何処かの国とは違って軍事力も経済力も世界一。トランプ大統領の言う事が例え無茶苦茶な事でもそれを跳ね退けて正面切って対峙するだけの力を「持っていない」国が大半だ。

だが、かつてアメリカの無茶苦茶な要求を跳ね付けて戦争まで仕掛けた国がある。日本だ。トランプ大統領もかつて

※メディアはこの発言を歪曲して報道した。

と、真珠湾攻撃に言及した事がある。メディアはこの発言を歪曲し、貿易問題に絡めて恨み節の様な発言であるかの様に報道したが、実際は実際は日本の防衛力強化を願っての発言だった。アメリカに「ハルノート」を突き付けられ、戦争を仕掛けた日本の判断が正解、とは思わないが、良い悪いはさておき、そんな「日本の底力」とでも言うべきものはトランプ大統領も認めていて「一目置いている」のかも知れない。

※二人の「相性の良さ」と言うのもあるのだろう。

また、安倍首相とトランプ大統領の「相性」と言うのは天の配剤、とでも言うべき「良さ」があったのかも知れない。安倍首相は常々「法の支配」を国際会議で訴えている。一方トランプ大統領は政治家出身ではない。大統領が初めての政治家経験で、それまでは「全米不動産王」と呼ばれる経営者だった。ビジネスにおいても「契約」と言う相手との「約束」を守る事で信用は生まれる。それが安倍首相がトランプ大統領の信頼を得た理由なのかも知れない。


トランプ大統領からすれば「眼中になし」なのだろう。

そういう点で韓国はどうか?日本相手に限らず国と国との条約や約束を守らないし、アメリカに要求された事に毅然と拒否する訳でもなければ唯々諾々で従う訳でもない。「アメリカと支那北朝鮮を天秤にかける」真似をそうするだけの「実力」もないのにしようとする。そして毎度の様に自縄自縛に陥る。それで相手の「信頼」を得られる筈がない。韓国メディアはトランプ大統領と巧く付き合えるの安倍首相を羨む前に自分達の大統領の外交姿勢が「根底から間違っている」事を認識すべきだ。「トランプ大統領との付き合い方」云々以前の問題として韓国はまず己の立場と実力を認識すべきだ。トランプ大統領だけでなく、ロシア、支那北朝鮮、いずれからも「相手にされていない」のが実状ではないか。韓国メディアはまず文在寅に「国と国との約束」を守る事から教えてやるべきである。