光復節における文在寅の出鱈目演説


※寝言は寝てから言えよ。

韓国恒例の所謂「光復節」での反日演説。「戦後最悪」と言われる日韓対立の最中なだけに「どんな爆弾発言飛び出すのか?」と注目していたが、一言で言ってしまえば

「新味のない妄言」

とでも言うべき代物でしかなかった様だ。


韓国経済が相当ヤバい事になっている、と言う現実に漸く気付いたのか?文在寅は演説で反日トーンを抑制した。そうする事で安倍首相の態度の軟化を引き出したいのだろうが、時既に遅し。事此処に至っては下手な妥協は国民が黙っていないし、そういう欺瞞は最早通用しない。幾らマスコミが「忖度」して隠蔽を目論んでもネットで簡単に真実は伝わる。文在寅一人とっても今まで何をしてきたのか?既に多くの日本人は「知っている」のである。

※本性が判りきっている今となっては却って気味が悪い。

記事にあるように文在寅は「日本も苦痛を癒やそうとしてきた」等と「心にもない事」を述べ、韓国の言う「被害者の癒し」に対する日本の努力に一定の評価をした。いきなりこんな事を言い出しても却って気味が悪いだけでしかないが、その文在寅の認識を前提にしても

「その日本の努力を踏みにじってきたのは韓国」

と言う結論に変わりはない。

例えば所謂慰安婦問題。日韓請求権協定で解決済みにも関わらず、韓国が蒸し返してきたので「アジア女性基金」と言う形で対応したが、韓国はまたもや蒸し返してきた。そこで2015年末の慰安婦合意で

※それでも韓国は約束を守らなかった。

「最終的かつ不可逆的」

と言う表現まで用いて問題解決で合意した事を外相の共同会見で明言したのだが、それでも文在寅

※日本の努力を韓国が踏みにじった典型例。

この様に慰安婦合意を事実上破棄した。一体どの面下げて物を言っているのか?この手のトーンダウンの背景には経済状況の深刻さがあるものと思われるが、所詮この者の言う「対話」とは

「日本が韓国の言い分を丸呑みする」

事が前提だ。そんなものに応じる理由も必要もないのは論を待たない。

また、文在寅は演説の重点を南北関係に置き、

※妄言全開。

と、妄言を吐いた。データは2017年のものだが、コレで計算すると「韓国+北朝鮮GDPは1兆5614億ドルとカナダの1兆5292億ドルを上回って10位になるだけ。6位だなんてまだまだ先である。因みに2017年のGDP6位はフランスで、2兆4632億ドル。東京圏のGDPは1兆5200億ドルと韓国を上回っていた。いずれにせよ、労働時間に上限を設け、最低賃金を無謀に引き上げて経済状況を悪化させた文在寅に1兆ドル近い上積みが出来るのかどうか考えれば答えは自明の事であろう。妄言にも程がある。と、言うかちょっと調べればすぐ判る嘘を「晴れの日の演説」で堂々と出来る、と言う神経からして理解不能な領域だと言える。

つまりこの演説で文在寅自身が大統領で有る限り

「韓国に明るい未来はない」

事を自ら証明した、と言える。対日関係では自分達のしている事が

「どう国際法上正当性があるのか」

については言及はなかった。それこそ日本が現在韓国に「答えを求めている」事であり、安倍首相も

※日本は既にボールを投げている。次に投げるのは匙。

既にこの様に表明していた。それに対する答えがこの演説であるなら、文在寅

「対日関係では国際法を無視する」

と宣言したに等しい。寧ろ自身で対話の機運を削いでいる。

やはりコイツでは話にならない。安倍首相もその辺りの事は全てお見通しなのだろう。だからこそ「戦略的無視」なのであり、それこそが「正解」なのだと言える。この愚物を相手にする事自体が「外交的失態」であると言える。