報道されない「反文在寅デモ」


※「反文在寅デモ」の様子。

8月15日。韓国では「光復節」と称して「日本からの植民地支配の解放」祝う祝日、としている。実際には日本の統治が1945年8月15日終わった、としてもその次に朝鮮半島を待っていたのは「米ソによる分断統治」であった。「日本統治時代の終焉」は「民族の独立」を意味しなかった訳で、そもそも「祝日として祝う」意味からして不明である。

この日、韓国で行われた大規模な「反日デモ」については日韓双方のメディアは報道したが、一方で同じ日に行われた「反文在寅デモ」について報じるメディアは皆無だったと言う。「メディアの偏向」とはここまで「酷いもの」なのである。


※「反政権」で国旗を掲げてデモ。これが日本の反政権デモとの決定的な違い。

デモが行われたのはソウル光化門広場。参加人数主催者発表で5万、警察発表で4万と言うからかなりの規模だと言える。それでも「報道したメディアはゼロ」と言うのは明らかに異様である。

デモでは「文在寅退陣」「米韓同盟強化」「日本製品不買運動不参加」等を要求、または表明したと言う。だが、だからと言ってこのデモを行った人々が「親日」と言う訳ではない。こちらのデモ参加者は保守層だそうだが、この連中だってかつて竹島に不法上陸した李明博朴槿恵の「告げ口外交」に喝采していた様な連中だ。「反日」と言うお題目の前ではこの国の場合、右も左もないわけで、違いを挙げるとすれば

「現実的な思考が出来るかどうか」

程度でしかない。

※画像左下。ワイパーを使って文在寅に永遠にビンタ。所詮発想は同じ穴の狢。

また、前日には元日本兵だった韓国人の遺族83人が憲法裁判所に

「日韓請求権協定日本から受け取ったカネを支給しないのは違憲

として韓国政府を相手に訴訟を起こしたと言う。その中で興味深いのは

韓国政府が日本から受け取った無償有償5億ドルのなかから補償金を払うことなく、経済協力資金として使ったのは横領に当たる」

と主張している事である。もっとも現在憲法裁判所の長官は文在寅が抜擢、任命した人物が務めており、原告が勝訴する公算は小さいとは思われるが、この主張にどう答えるのか?それは見物であろう。判決内容次第では日韓関係を更に悪化させる「燃料投下」となる可能性すらあり得るのだから。

※そんな程度でしかないから文在寅様な愚物が大統領になれる。それが韓国。

また、意外な事にこのデモに参加した連中は現在韓国でトレンドになっている


には「参加しない」と明言している。文在寅その支持層ボンクラ共と違って

「韓国経済は日本に生かされている」

と言う現実を認識はしているのであろう。半導体原料にしろ、その他の物品にしろ、「日本や日本製品がなければ何も出来ない」のが韓国経済である。例えば日本の銀行が輸出に際して発行する「信用状」を発行しなくなれば韓国は輸出すら出来なくなる。韓国の銀行は国際社会においては「信用がない」ので韓国銀行の信用状では相手にされない。「日本がケツを持っている」から韓国の「輸出が成り立つ」と言うのが現実だ。韓国が「輸出出来ない」と言う状況が発生すれば後はドミノ式に「経済破綻」へと瞬く間に転げ落ちる事はほぼ間違いなく、その様な状況を文在寅が作りだそうものなら「ケジメは己の首では済まない」程の騒動となるだろう。そうなっても日本が「救いの手」を差し伸べる事はもう有り得ない。「因果応報」「自業自得」「身から出た錆」と日本は嘲笑するだけである。

※そういう人も出てくるかも知れない。

このデモに参加した連中は日本人に文政権批判への同意を求めるなど、文在寅政権と対立する日本や日本人に歩み寄る姿勢を見せていると言う。言われずとも日本人の殆どは「文在寅批判」と言う点では同意出来るだろう。また、国際法遵守の姿勢を明確にして、その具体案を提案出来るなら日本としても「耳を傾ける価値」が出てくる。連中が「日本と連携したい」と思うのは自由だが、それらをどうするのか?それを明確にする事が「最初の肝」だと言える。

…とは言っても連中は「親日」ではない。日韓関係を本気で改善する、と言うなら「文在寅の退陣」は大前提だが、その他にも「竹島返還」「対馬の仏像返還」「慰安婦財団の復活」「レーダー照射事件の謝罪」など、韓国が国際法や国際合意を遵守し、自らの非を日本に詫びなければならない事案は数多くある…と、言うか「あり過ぎて列挙しきれない」程だ。日韓関係改善の道は極めて遠い。